Willow's Island

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ゆきゆきて神軍

2012年12月02日 23時01分31秒 | 映画

ゆきゆきて、神軍 [DVD]



 あの問題作「ゆきゆきて神軍」をついに見た。マイケル・ムーアをして「生涯見た中で最高」と言わしめたドキュメンタリー映画だ。この映画が世に出てから20年以上経つが、中古のビデオテープを最近になって手に入れたのである。(残念ながらレンタルでは扱っていなかった)
 それにしても、衝撃的な内容である。強烈さでは「血と骨」や「キャタピラー」を超える勢いだ。テーマもあまりに重い。これは、日本人としてはぜひ見ておくべき傑作だと思う。
 この「奇人」奥崎健三氏をどう評価するかが意見の分かれるところだが、やはり受け付けない人が多いのではないかと思う。しかし私はこの人、好きである。見方によっては、すごく笑えてくる人だ。(^^)
 これがどういう内容の映画であるか、知らない人は以下のサイトを参照されたい。画像入りで分かりやすく紹介されている。
http://www.st.rim.or.jp/~r17953/impre/Movie/OKU_1.html

台頭する中国とどう向き合っていくか

2012年12月01日 06時46分30秒 | 中国

http://www.jiji.com/jc/v?p=gaiko0301
 上のリンク先にある記事をぜひ読んでいただきたい。元陸将の防衛大学校教授が寄稿した論文であるが、実に説得力があると感じた。特にすばらしいのが、2ページ目の以下の段落だ。

 さらに、必ずしも中国と米国を単純に比較する必要はないという点にも留意しなければならない。米国には、価値観を共有する同盟国・友好国が数多くあるからである。中国の力を、米国のみならず同盟・友好国を加えた総力と比較するのであれば、見通し得る将来を悲観する必要はない。言い換えれば、米国とその同盟・友好国の関係が緊密であれば、中国にとって米国と覇を争う際の勝算は小さく、米国との協調を求めるという選択肢を取る可能性が大きくなるということである。そうなれば、中国の軍事費を米国や日本のそれと比較することの意味すらなくなる。わが国をはじめとする米国の同盟国が、国力に見合った防衛努力を続け、また、米国との同盟関係を堅固に保つことができれば、台頭する中国と角逐するという愚を犯さずに済むのである。

 正論すぎる。日本はアメリカとの同盟が死活的に重要だということがよく理解できる。と同時に、上の円グラフを見れば、民主党の考え方がいかに幼稚か、もよく理解できる。