久しぶりに「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」という番組を見てみた。今日のマニフェストは、「第2子が生まれたら毎月10万円を支給する」というものだった。私はすぐに「どこにそんな金があるんだよ」とか思ってしまった。仮に何らかの補助をするとしても、なんで子供一人に毎月10万円もかける必要があるのか。どこから金を捻出するのか全く考えず、ただ政府が金を出せばいいという提案など、まったく話にならない。
今の日本では、女性が生涯で産む子供の数は平均1.32人なのだそうだ。2人目を産まない主な理由は、子育てや教育に金がかかりすぎる、ということらしい。だから、国が金を支給すればいい、という上のマニフェストが出てきたのだろう。しかしこれが本当に根本的な問題なのだろうか。金がないということなら、昔の日本の方がよっぽど生活が苦しかったはずなのに、生まれる子供の数は今よりはるかに多かった。現在でも日本よりずっと貧しい国の方が、出生率もはるかに高い。太田が私の考えと同じことを言っていたが、番組では誰もこの疑問に答えずスルーされてしまったのが残念だ。
金がないから子供が産めない、というよりも、日本が先進国化して子供一人当たりの価値が非常に高騰してしまい、結果として育てるために大変なコストがかかるようになってしまった、ということではないだろうか。近年の日本で最も生まれる子供の数が多かったのは、終戦直後であった(いわゆる団塊の世代)。この頃の日本は戦争で焼け野原となっており、日本人の死者も膨大な数で、まさに存亡の危機に瀕していた。こういった時期に子供が増えたということは、滅亡の危機に瀕すれば何とかして子孫を残そうとする、生物としての本能が働いた、と考えられないだろうか。ということであれば、誰でも普通に暮らせばどうにか衣食が足りるようになった現代の日本では、生物の本能が働かず、繁殖しようとする力も相当に弱まった、ということが考えられる。これが少子化の根本的な原因ではないだろうか。
あとは周りが結婚、出産をしなくなり、あせりがなくなった。そして、子供にお金をかかりすぎることが考えられる。 などが考えられる。
第2子が生まれたら毎月10万円というのは財政赤字の国には無理がある。だが、もう少し児童手当を増やしたり、税額控除を設け額を大きくしてもいいと思う。(乳幼児医療の関係で医療費が無料は現制度で充分)。日本は税金の使い方にもう少し、是正が必要だと思う。日本の将来のために次代をになう子供にもっと税金をつぎ込み、道路特定財源などをリラクゼーションなど無駄なものにつかうのをやめてほしい。天下りのための接待。年金財源による公共施設設置。税金消化のためのパンフ作成。来年度予算確保のための今年度予算消化。など。
最後に、子供ができると親は躾などで成長できる(詳しくは親の品格を)し、自分の過去も、子供を見ながら振り返ることもできる、家族のためにがんばれるので是非とも私は貧乏でも子供は持つべきだと思う。
宅86さん> その通りですね。子供は国のために持つものではなく、自分が希望するから持つものです。
下田さん> 反対していただき、ありがとうございます。(^^) 実はサラリーカットは既に行われており、私もここ数年は給料が上がっていません。
総務課長さん> 総務課長さんは重労働かつ低賃金の仕事に就いておられるのですか。いわゆる負け組ですねえ。大変でしょうけど、がんばって生きてください。
kozoさん> 農地を売ろうと思えば転用申請が必要ですからねえ。教育費が高くなっているのは、やはり少子化のせいで生徒数が減り、学校を維持するための費用負担が1世帯あたりで大きくなったことが原因なのでしょうか。
コーサクさん> いや、私は幹部候補生なんかじゃありませんよ。
道路は別なのか?それにしても年度変りに道路の工事が増えるね。無駄な予算消化のための道路舗装は止した方がいいな。経済発展のためのインフラは大いに結構。