Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

今更”卵かけご飯”

2018-04-11 16:59:18 | お料理
私が子どもの時代は鶏卵はとても貴重なものでした。一個まるごと食べられるのは病気になった時など。卵かけご飯はご馳走でした。父は社宅の広い庭に六畳ほどある鶏小屋を作り20羽ぐらいの鶏を飼育していた。毎日10個ぐらいの温かい卵をポストのような窓から取る仕事はみな喜んでしたものです。新鮮な卵などなかなか手に入らない時代、ご近所の方にもお分けして喜ばれていたものです。少々糞が臭くてもケコケコ賑やかでも苦情は一つもなかった良い時代。
私は生の白身が大嫌い。半分ずつの卵かけご飯は当然黄身半分で白身は相手に…。お醤油をたくさんかけて悲しかった。しかし終着駅が近くなった今、卵の白身をホイップして卵かけご飯にする事を知りました。山芋のようでふわふわの卵かけご飯、今日のランチはふわふわ卵納豆ご飯、わあ~美味しい!眼から鱗、驚きと共に半世紀も前の生みたて卵のあの温もりを懐かしく思い出す。

フリージャ 2018

2018-04-10 09:35:29 | 日記
草取りも肥料やりも間々ならなかった今年、それでも夫の残したフリージャは見事に咲きました。お友達のKさんが一鉢くださったフリージャを夫が地植えにしてから我が家の道路側と車庫側の7m×0.6,7mの帯状に毎年満開となり道行く人々にお褒めの言葉を頂いている。微かな品の良い香りも漂っています。気温の高低が激しくあっという間に咲き乱れてしまった。お友達3,4人に花束をお届けして今年のフリージャも終わりです。来年はちゃんと雑草を取りましょう…といつも思うのです。「花が咲く時だけ可愛がる…」常に私に言っていた夫の言葉…思い出します。

「国境なき医師団」を見に行く いとうせいこう(講談社)

2018-04-08 10:35:09 | 日記
いい加減な気持でちょっと覗いてみようと行って見たのではと思いながら読んだ。しかも自分を俺、俺と書いて尊大でいやな感じだった。ボランティアの精神で難民を助けているMSF(国境なき医師団)の組織をハイチやウガンダへ見に行ったという話です。MSFは全てが寄付によって成立していると言う。ですから広報も重要な仕事の一つです。著者が俺が俺がと見学してこの彼らしい見聞記を書いたのも少しは貢献しているかも。彼の見学旅費はMSFから出ていると言う。凄まじいシビアな現場の描写が足りない感じもするが、写真撮影も自由にはならなかったらしい。国境なき医師団の組織には医療関係者だけでなくそれを支えるエンジニアやロジスティック部門にも大勢のボランティアが係っている…全てを含めて国境なき医師団と私は知った。水の確保だけでも大変な労苦を要する場所です。苦難の道を乗り越え苦しくても自死を選ばず今日に辿り着いた難民をMSFのスタッフは、最大の敬意を持って接していると言う彼らの考え方に強く心を揺さぶられた。俺、俺が最後には「平和に暮らしたいと言う単純な願いの達成は実に難しく人は苦しみ続ける事を”国境なき医師団”の活動を見て身に沁みて知った」と書いている。この本の収益はMSFへ寄付されるのでしょうか?

いちごサワー

2018-04-07 15:44:04 | お料理
近くの苺農家から2㎏ものジャム用いちごを分けて頂いた。半分はジャムより少し高級なコンフィチュールを作り、半分は苺ジュースをシナモン・スティックと八角を香り付けにして、勿論レモンの皮とレモンジュースを絞り甘めに作りました。ジュースがさっと出て苺の赤が失われないよう気をつけて数分炊きます。炭酸水で割っていちごをスプーンで掬いながら頂く。暑い夏の贅沢な一服です。コンフィチュールはこれもシナモン・スティック、八角、れもんの皮を一個すりおろし、レモンジュースを一個分使い2,30分煮詰めました。真っ赤な綺麗な、要するに高級ジャムです。ハーブを使えば一ランク上のジャムやジュースが出来ます。国産レモンをいつも探している。

製本 坦庵の漢詩を読む

2018-04-06 15:16:53 | 日記
A地方新聞に一昨年連載された”坦庵の漢詩を読む”と言う連載記事を製本教室のT先生がコピーをしていました。かつてT先生は江川坦庵の漢詩を読みたくて本を探され、私も当市の図書館で探して差し上げたがなかった。…とするとそのA地方新聞に二松学舎大学の名誉教授、石川忠久先生が坦庵の漢詩を解説されていたのです。これは良い郷土資料となると考え製本しました。タイトルの金字は仲間のFさんが書いてくださった。とても根気のいる作業で器用で丁寧な彼女ならではの出来は素晴らしい。私の拙い製本が引き立っています。当市の図書館へ寄贈したいと考えているが(ただスクラップして本として体裁を整えただけだが)、著作権など難しい問題もあるようで行く末は解らない。

筍ご飯とお味噌汁

2018-04-04 11:21:12 | 日記
日本の春のソールフードです。筍の食感が大好き。ご飯はもち米を四分の一入れたのでちょっぴりもちもちして炊き込みご飯がより一層楽しめます。お揚げを一枚刻んで筍と一緒にお醤油とお酒に浸して下味をつけておく。お米の水分の方へあごだしと昆布の顆粒を入れてだしとします。塩少々で味を調節。簡単ずぼらの筍ご飯です。ご近所のお年寄りにお裾分けして”初物食べて長生きしましょう”と言って二人で苦笑いしました。

初物の筍

2018-04-03 14:58:02 | 日記
気温が高めの今年、もう筍をJA朝市でみつけました。切り株からはまだ露がたれています。そしてたったの400円、即買い上げです。灰汁抜きの小糠の一袋もついている。自分で茹でる作業も好きで面倒とは全く思わない。それが一番香りも良いし美味しい。柔らかい穂先と少々しっかりした根の部分は若布とのお味噌汁、真ん中の部分は筍ご飯にしましょう。田舎はいいわね~。

主よ一羽の鳩のために 須賀敦子詩集(河出書房新社)

2018-04-02 15:49:31 | 日記
数少ない彼女の著作に私は心酔している。いつも底辺に流れているものは敬虔なクリスチャンである彼女の安らかな穏かな心です。読後癒され感動しています。没後20年にして見つかった彼女の詩はキリスト教の精神がバックにあり全てに優しい眼を向けて詠われています。聖フランシスコの生まれたアッシジにも滞在していた著者はアッシジは静謐で聖フランシスコの精神が溢れている…と書いた著書を読んだことがある。”主よ もう何日も あなたの手を肩に感じながらも わたくしは ことばないままに ただ町をあるきまわったのです。なにひとつ みつけず だれひとり 会わぬままに…”これはアッシジで詠んだものと想像できる。是非アッシジへは行きたいとここ数年強く思っている。

さくら

2018-04-01 11:03:28 | 日記
桜前線が駆け足で日本を北上しています。混雑の人波の中を花見に出かけることなど好きでない…へそ曲がりの私。出かけた先でフワッと咲いている一本のさくらとか、山の中腹に桜雲の如く咲き群れている一隅などに出会った時が一番感動する。裏山のウォーキングコースの畑の隅にこの枝垂れさくらはあります。少し日陰があり早く咲くと言われている枝垂れ桜がやっと見頃になった。夫のために一枝頂いてきました。儚なそうな淡いピンクが心に沁み身も心もふわふわ溶けてしまいそう。