Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

今更”卵かけご飯”

2018-04-11 16:59:18 | お料理
私が子どもの時代は鶏卵はとても貴重なものでした。一個まるごと食べられるのは病気になった時など。卵かけご飯はご馳走でした。父は社宅の広い庭に六畳ほどある鶏小屋を作り20羽ぐらいの鶏を飼育していた。毎日10個ぐらいの温かい卵をポストのような窓から取る仕事はみな喜んでしたものです。新鮮な卵などなかなか手に入らない時代、ご近所の方にもお分けして喜ばれていたものです。少々糞が臭くてもケコケコ賑やかでも苦情は一つもなかった良い時代。
私は生の白身が大嫌い。半分ずつの卵かけご飯は当然黄身半分で白身は相手に…。お醤油をたくさんかけて悲しかった。しかし終着駅が近くなった今、卵の白身をホイップして卵かけご飯にする事を知りました。山芋のようでふわふわの卵かけご飯、今日のランチはふわふわ卵納豆ご飯、わあ~美味しい!眼から鱗、驚きと共に半世紀も前の生みたて卵のあの温もりを懐かしく思い出す。