A地方新聞に一昨年連載された”坦庵の漢詩を読む”と言う連載記事を製本教室のT先生がコピーをしていました。かつてT先生は江川坦庵の漢詩を読みたくて本を探され、私も当市の図書館で探して差し上げたがなかった。…とするとそのA地方新聞に二松学舎大学の名誉教授、石川忠久先生が坦庵の漢詩を解説されていたのです。これは良い郷土資料となると考え製本しました。タイトルの金字は仲間のFさんが書いてくださった。とても根気のいる作業で器用で丁寧な彼女ならではの出来は素晴らしい。私の拙い製本が引き立っています。当市の図書館へ寄贈したいと考えているが(ただスクラップして本として体裁を整えただけだが)、著作権など難しい問題もあるようで行く末は解らない。