文学界で”火花”を読んだ時は彼がお笑い芸人の何というペアかも知らなかった。私はお笑いは好きでない。熱海が舞台になっている場面もあり興味があった。青春小説と言うと軽く思われがちですが、自然の描写や揺れ動く心の表現などとても細かくしかし、さらっと書いていて三島由紀夫には到底及ばないがそんな感じが頭を過ぎった。私はこのブログで”火花”はきっと何かの賞を受けるでしょうと書いたがその通りになりしかも芥川賞!おめでとう。やはり言える事は「子供の頃から本が好きだった」…これです。食堂のおばちゃんやお笑い芸人が文学賞を受賞する、嬉しいことではありませんか?古館さん?