建設された1888年よりカナダ太平洋鉄道の賓客を迎え長年愛されて来たが、改築に改築を重ねて中は迷路になっています。部屋の広さもこの旅で最も狭いしラグジュアリーホテルとは思えない。一人部屋をオーダーしているので、両手ほどもプラスしていますが安普請のリホームした部屋という様で惨めで泣きたくなった。エレベーターボタンにはゴールデンという階があたけれど、これがデラックスな部屋の階かもしれまん。探検してみれば良かった。
バンフ・スプリングス・ホテルのロビーでハープを奏でています。前にはチップ入れのグラスと彼女のCDが置いてあった。”CDを買って”といっています。スペインのグエル公園でフラメンコ・ギターを弾いていた青年のCDを買ったことがある。其の時ガイドは”彼は上手”と言っていたので買ってしまい失敗した。帰国して聴いたらとても稚拙なフラメンコ・ギターでがっかりした。この事が頭をよぎりパス。ごめんなさい。
外見から思うと何とあっさりしたロビーでしょう？でもこれがトラディショナルですね。梁の弧を描いた石積みはイングランドでよく見られる石積みの壁、牧場や野原に延々と続く壁のようです。（かつて夫は若かりし頃、この石積みの壁に憧れて必ずイギリスへ留学するぞと心に決めていたそうです。そして家族を連れての研究留学となり石積みの塀を目の当たりにして、嬉しそうに話してくれた事を思い出す）。そしてスコテッシュといえば手前に見える床に敷いてあタータンチェックですね。