片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

目前で、理学療法士(PT)助言を聴きながら、共に歩む「リハ病院」廊下

2012-05-06 11:29:17 | 「リハビリ」

 寒気が影響する連休後半天気、本州の日本海側を中心に雨雲がかかっています。
 午後も強い寒気の影響で全国的に大気の不安定な状態が続きます。
 晴れ間の出ている東海や関東にも急な雨や雷雨に注意が必要です。
 東北もこのあとは広く雨で、仙台など太平洋側では局地的に雷を伴い激しく降ると全国概況
 今日の兵庫県は気圧の谷と寒気の影響で雲が広がりやすく南部を中心に昼過ぎ迄雨が降り、雷を伴うと天気予報
 曇り空が広がる早朝、ポツリポツリと雨の雫がフロント窓ガラスを叩き始めた8:30分、家人と義妹がリハビリに励む鶴の莊「宝塚リハビリテーション病院」に向かう。
            
 当院は回復期リハビリテーションは同一平面でおこなわれるのが理想との考えの元、各病棟にリハビリ室、食堂、談話室、浴室を設け、ワンフロアでリバビリ生活が完結出来るのが凄い。

 回復から復帰へ新たな生活へのスタートに備え、365日フルタイムリハビリに医師・看護師・セラピスト・SW等のスタッフが勢揃い、楽しく希望を持って導く、PT43人・OT18人・ST11人の大所帯。

 浴室には有馬温泉と泉質を同じくする温泉が導入され、屋上のリハビリ庭園での歩行訓練、敷地内でのガーデニングリハビリも取り入れられる最新設備のリハビリ専用病院
 到着時、雨が降り出し、駆け込んだ1階入口は連休のせいか受付は男性警備員がお一人、館内は静寂なれど3階リハビリ室はペアになったセラピストと患者さんのリハビリは始まっており、熱気を帯びている。
          
 東側食堂の窓越しに長尾山脈が面なる展望が遠望され、机上のカセットからは音楽が流れる豊かな自然、緑美しい環境の元で、目覚めてから就寝までフルタイムで行うリハビリが始まっている。
 彼女は歩行訓練前のストレッチを大型の男性PTから施術を受診中、周囲はセラピストのかける明るい声に包まれ、受け答えの患者さんも確り声を出されているご様子。
 8年前の「リハビリ入院中」を想い出すとゴールデンウィーク期間中はセラピストは休暇中で何もすることなしに無聊を囲っていたことをかえり見る。

                            
食堂では退院が間近になったVグループ「おでかけたい」仲間のHさんが2~3人の患者さんとご一緒に、タオル折り畳みの介護士さんのお手伝いをされている。
 回復期の女性患者さんがグループで積極的に病院内のお仕事に関わっているお姿は男性に見られない社会生活復帰を目指す取り組みと思われた。

               

 装具を着用しての歩行訓練開始、大柄なPT先生が後方から介護支援されると全く心配がない姿勢に思わず喜びの声が上がる。
 後ろから同じペースでユックリ一歩づつ歩行練習に従う、先生は麻痺左足に体重移動をした時は「伸び上がる意識」を強調され、目線を歩行の先に上げるように指導されていた。
               
私も麻痺左足の「つま先」に体重をかけた瞬間に脊柱を伸ばすイメージで練習、病室に入った後も往復100メートルの病棟廊下で300ートルのウオーキングに汗を流す。



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