片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

家族とは?ふと立ち止まり振り返った「そして父になる」、カンヌ国際映画祭審査員受賞!№21

2013-12-18 15:16:47 | 「映画・演劇」

冷たい雨降り、最高気温は軒並み一ケタ。気温は朝からほぼ横ばいで、日中も震えるほどの寒さとなります。
北風も次第に強まり、寒さに拍車をかけます。 関東に雪をもたらす原因は南岸を進む低気圧。
この低気圧が雪が降ってもおかしくないほどの寒気を関東に引っ張り込んできます。
北部・内陸部ほど雪の可能性は大ですが、寒気の引っ張り込み具合によっては南部の平地でも積雪のおそれがあります。(チーム森田)

高級ビールの開発・販売競争が熱を帯びている。景気の回復基調を追い風に、売れ行きが好調なためだ。
ビール類市場全体が縮小する中、唯一残された「成長市場」を取り込むため、ギフト限定商品を通年販売にするなどしてシェア拡大を狙っている。(毎日新聞)

           

9:30分 フード付き防水・防寒コートを被って、宮の町理髪店「エアー」指定駐車場へ車を停め、川面神社南に位置する初めての散髪屋へ向かう。
10数年通い慣れた店舗を離れることは高齢者に緊張を与える、家族が交通の便を加味して奨めてくれた店舗は、176号線から旧176道路へ左折した角の駐車場付き理髪店「エアー」。

理髪台4台備わった店舗は、広々した空間にゆったりした待合室、幸い待機客は無く、即座に理髪台へ案内される。
マスターが調髪、女性スタッフ顔剃り、男性スタッフが洗面に従事される、三人交代制の理髪はスピードが早く、30分弱で終了。
ひげ剃りは深剃りで無い分、心地よさは軽減するが時間が早いのが良い、理髪料は1,600円。

降雨の中、ボランティアの広場「ぷらざこむ1」入館、(公財)プラザ・コム受付ボランティアU氏に、12/13 「木曽路」に於ける「おでかけたい」忘年会費超過分立て替え費1,000円の返却、隣席のM氏と談話を交わす。

火曜日受付ボランティアN氏も出勤され、老人福祉センター「フレミラ」が12/21に予定する”第8回ミニたからづか”に参加する児童が受け取る報酬金券(づか券)造りにセッセと励んで居られる。

午後は12:05分 ピピアめふ「シネぴぴあ」上映、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞の福山雅治主演是枝裕和監督「そして父になる」を観る。

あらすじ:野々宮良多(福山雅治)と妻みどり(尾野真千子)の間には6歳になる一人息子・慶多(二宮慶多)がおり、家族は幸せな日々を過ごしていた。そんなある日、慶多を出産した病院から「重要なお知らせがある」と呼び出される。出生時に子どもの取り違えが起き、実の息子は慶多ではなく、斎木家の琉晴(黄升)だというのだ。
ショックを受ける良多とみどりだが、取り違えられたもう一組の家族、斎木雄大(リリー・フランキー)・ゆかり(真木よう子)と対面した良多とみどりは、「子どもの将来のために結論を急いだ方がいい」という病院の提案で斎木家と交流を始め、病院を相手取って裁判を起す。
6年間愛してきた他人の子どもと、血の繋がった実の息子。子どもを交換するべきか、このまま育てていくべきか、葛藤の中で良多はそれまで知らなかった慶多の思いに気づくのだが・・・。

6年間育てた息子は、病院で取り違えられた他人の子だった、息子を取り違えられた二つの家族が血のつながりか、共に過ごした時間か、「血なんてつながってなくたって、一緒に暮らしていたら情は沸くし似てくるし、夫婦ってそういうところあるじゃない・・・親子もそうなんじゃないかしらね?」妻みどり(尾野真千子)の述懐セリフに思わず自己の50年を振り返る。

休日無しの朝星夜星のサラリーマン生活を当たり前と思い、育児・家族団欒は家内に任せて過ごした生活が今更反省されるし、改めて家族に感謝する気持ちに浸る。

主人公の心の変化を見事に演じきった福山雅治、家族大好きをありのままに表現したリリー・フランキー、絶大な人気俳優と実力派が絡み合った是枝監督の繊細な演出が随所で巧みに観られた。
最終シーン、川沿いの二つに分かれた道を父 野々宮良多(福山雅治)・息子・慶多(二宮慶多)がそれぞれが歩きながら父が語りかけ、最後道がつながって行く。



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