開花桜の最終を迎える週末、阪神間は高気圧に覆われて晴れ、各地の「桜祭り」が順調に開催される。
湿った空気の影響で南部を中心に雲が広がり易い天気予報、地元逆瀬台コミュニティ「桜祭り」は陽気に恵まれそうな早朝の天候です。
もっとも花より団子ならぬ「花よりリハビリテーション」の私は8:50分、ポラリス デイサービスセンター小林の大型送迎車に迎えられ、マシントレーニングに向かう。
バイタルチエックの際、K看護師さんにプロ野球巨人の木村拓也コーチが練習中に倒れ、惜しくも亡くなった「くも膜下出血」の原因を問う、頭蓋骨の内側で「脳」を取り巻く硬膜・くも膜・軟膜の真中、くも膜の下にある細い血管から出血し、たいていは血管にできたこぶが破裂して出血すると伺う。
「脳卒中」は①脳内出血②脳梗塞③くも膜下出血を総称しているがいずれも生死に関わり、死に至らない場合は重篤な後遺症を引き起こす恐ろしい病気を再認識する。
脳の血管が血液のかたまりで詰まるのが「脳梗塞」、血管が破れて出血するのが「脳内出血」、癌や心疾患に続いて死因の多い病気を自覚してリハビリテーションに励みたい。
話をしながら怖い病気を聞いての血圧は(154-87)と高い値が正直に測定されている。
今日のマシントレーニングのポイントは6番目の立上がり動作を練習する「トーソフレクション」腹筋強化運動、基本的姿勢・・・①アームの回転軸がへその高さと一致するように座面の高さを調節します②足はフットレスト上に乗せるか床につけます③上体が垂直になるようにアームの角度と胸のパッドの位置を調節します④腿をベルトで固定します。
基本的動作はウエイトを適切な負荷に設定⇒腕は下から胸のパッドを抱える⇒軽く背中を丸めて上体を前方にゆっくり倒す⇒肘が軽く腿に触れたらゆっくり元の位置に戻していきます。
関節の動きは「股関節屈曲」、使用される筋肉は「股関節屈曲筋」、「腹直筋」。
上肢・下肢機能全廃ながら腹直筋を鍛えたお陰で、辛うじて杖歩行が出来るのはこのマシンのお陰です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます