片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

"発声"とは「命」、横隔膜を鍛え、腹から声を出す、"身障者文化講座"発声術の教え!

2014-02-10 11:11:07 | 「リハビリ」

穏やかに晴れる、九州と四国に雨雲や雪雲がかかっていて、山陽や近畿も午後は所々で雪や雨が降る見込みです。九州と四国の山沿いは大雪のおそれもあります。
また、瀬戸内では平地でも雪の積もる所がありそうです。午後は山陽や近畿でも雪の降る所がありますが、降る時間は短く、降り方も弱いので、平地で積もることはないでしょう。(チーム森田)

財務省が10日発表した2013年の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支の黒字額は前年比31.5%減の3兆3061億円に大幅縮小した。液化天然ガス(LNG)など火力発電燃料の輸入高止まりや円安進行に伴う輸入物価上昇で貿易赤字が前年の1.8倍に大きく膨らんだことが響いた。(時事通信) 
             

             
9:30分 鍼灸院「もくの木の森」片麻痺硬直治療に訪れる。
月曜日午前中のみ勤務のN先生は、片麻痺患者の硬直緩和鍼灸師としてエキスパート、放置すれば「ドンドン」骨化を進行する筋肉の伸展を鍼灸施術で補っていただく。
当然「疼痛」を伴うが、医学リハビリ科理学療法・作業療法は、「脳卒中」後遺症発症後、180日までは機能回復治療に専念してくれるが10年も経過すると対象から外され、、後遺症患者は介護保険メニュー&漢方医に頼らざるを得ないのが現状の実態。

      

           

N先生、本日は体を温める物理療法は全ての手技終了後に施す旨、言われて「仰向き姿勢」・「うつ伏せ姿勢」の鍼・お灸から始まる。
「仰向き姿勢」の鍼灸は、健常側も含め、両手・両足に据えていかれ、「うつ伏せ姿勢」の際は首筋を入念に、押えながらまさぐり「ツボ」を確認されて打っていかれる。
同様な慎重さは、「コメカミ」へ打つハリにも見られ、「頭頂」百会に打たれた後は起床後の不快感が一掃されるのが嬉しい。
「仰向き姿勢」・「うつ伏せ姿勢」のマッサージ・ストレッチの手順・施術は毎回変化があって、麻痺左足・麻痺左手を体の位置を代えながら硬直部分を叩きながら伸ばし、自由に廻旋せしめられる。
勿論、足首の「回転」・指の「逆捻り」等激痛を伴うが凡そ3回ぐらいで止められるので「止めてくれ・・・」の悲鳴は飲み込む。
それでも、地獄の八丁目は「横向き姿勢」、麻痺手を上に上げ、横に伸ばし、肩関節・肘関節の機能回復に取り組まれ、「伸ばし」・「捩り」・「屈曲」を自由自在に動かされ、「ヒーヒー」と喉の奥で声を飲み込みながら脂汗をハンカチで拭う。
施術後の腹部・足首に置いての電磁盤治療はこの上無く心地よく、夢を見ている感じで10分間過ごす。
       
       

午後は14:00 安倉南障害者支援センター文化講座「発声術」最終講座に出席。
宝塚市から業務委託されていた社会福祉協議会は、2013年から暫時撤退作戦を始め、本来の「生活支援」へ戻る方針、26/3で前期終了の「朗読」も本日限りと決められた。
身体障害者への支援活動は地域(包括支援センター)へ移行され、26年度文化講座は「日本画」・「コーラス」の二講座となる予定。

       

       

       

      
N先生、最終講義は、「喉」は命の源泉、常に腹筋から「声」を出すように、「声」を出す⇒呼吸筋を鍛える⇒「認知症」予防&元気溌剌となると言われ、腹筋体操開始。
座ったままで横隔膜を100回上下運動⇒両手で両足・両手・腹部・胸部をさすり⇒両足・両手・腹部・胸部を叩く、体全体が温まってホカホカして来る。
発声は、頭脳と言語に効果がある「早口言葉」から、
①大皿の上におおよもぎ餅 小皿の上にこよもぎ餅 
②親亀子亀子孫亀 親鴨子鴨子孫鴨 
③きくきりきくきり3きくきり あわせてきくきり6きくきり
④空虚な九州空港の究極高級航空機
⑤この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから竹立てた。
受講者5人順番に、戴いたレジュメを見ながら、腹筋を使って、1回読みあげ、N先生の指導を受けてから3回繰り返す。
文章を理解することが頭脳に与える刺激が大きく、呆け防止につながり、発声は喉を滑らかにするとご指導いただく。
仕上げの朗読は、丸山薫作「学校遠望」、序にかえて・・・・・”学校を終えて 歩いてきた幾十年 こうべをめぐらせば学校は思い出のはるかに 小さくメダルの浮き彫りのようにかがやいている”~先生がお手本を示されてから、受講生順に読みあげアクセントの強弱、間の取り方を勉強する。



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