片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

依頼された一日留守番ボランティア、男性介護者が集う家「ほっこり庵」

2011-06-22 16:54:11 | 「リハビリ」

 東日本大震災発生以来104日、朝日新聞大見出し、「国会  70日延長へ再生エネ法の成立念頭、菅直人首相は21日夜、首相公邸で枝野幸男官房長官、民主党の岡田克也幹事長と会談し、22日に会期末を迎える今国会を8月まで70日間延長する事で同意した。
首相が辞任条件の一つに挙げて意欲をみせる「再生可能エネルギー特別措置法案」などの成立を確実にする狙いがある。
 夏至を迎え、早朝からひどい蒸し暑さを感じる22日、日本列島は広い範囲で梅雨の晴れ間となり、群馬県館林市36.3℃、各地で今年初めてとなる35℃以上の猛暑日となる。
  

 本日はNPO法人スマイルウエイ代表N氏が昨年立ち上げた、“男性介護者が集う家”の一日留守番を依頼され、阪急清荒神駅周辺の「ほっこり庵」へ,9:30分出掛ける。
 先方のご厚意で借用されている駅の南側「モラロジー駐車場」に車を停め、200m余りの道を住宅街に沿って、杖歩行すると汗がビッショリ、顔から流れ落ちる。

      

 N代表から電話の受け方、来訪者の記入ノート、来訪者との話し合い記録法等を伺い、最終帰宅時の部屋の片づけ、窓の開閉並びに玄関鍵の締め方を教わり、外出する代表を送って留守番態勢に入る。
 10:50分、相次ぎ半日勤務のボランティアスタッフY氏・D氏が来庵、Y氏は「ぷらざこむ1」での旧知の仲、D氏は昨年訪問以来2度目の顔合わせとなる。

       

 ほっこり庵では、男性介護者同士が介護の辛い話、悩み、そして喜びを話し合い、友達になり、ほっこりして帰ってもらえる集いの場を日本で初めて常設しました。
 毎日スタッフが常駐し「365日いつでも行けるので助かります」という声に励まされ、年中無休で10時から17時までオープンしています。
 
顔馴染のY氏は奥様とお二人で~お笑い宅配便~ひまわり座を結成され、福祉施設等で腹話術・南京玉すだれ・歌・踊りを提供される、常時ニコニコ顔の愉快なお方。
 今日も舞台出演のご予定があって、1時間余りの在室で帰宅され、D氏と二人で来訪者・来電を待つ。
 小まめなD氏は昼食の用意に厨房へ立たれ、一人部屋で待機姿勢を取るもお客さんは来られず、手持ち無沙汰で持参の城山三郎著「打たれ強く生きる」を読む。

      
 12:30分、お待たせしましたとD氏がホカホカのご飯・中華風野菜炒め・具沢山な味噌汁を運んでこられ、その手際の良さにびっくりする。
 お漬物風につけられたのは「セロリ」の短冊カット、お調理の腕はどのようにして磨かれたのか伺うと10数年前にお母さんの介護で埼玉県へ行かれた際に必要に応じ、調理を学ばれたと聞き、益々尊敬の念を深める。
 思わぬ手作りのご馳走(@200円)をいただきながらお互い現役時代の父母の介護生活を振り返り、現在の充実した介護保険下の家族介護の実態を今と昔と比べて話し合う。
 D氏は私と同年代の75歳、大腸癌を患ったD氏・脳梗塞を患った私、今後の人生は1年・1年大事に生きていくことを互いに確認し合う。
       

 D氏は15:00に退出、一人で1時間留守番を務めるが来訪者は無しで16:00戸締りを確認して帰宅の途につく。



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