トシの読書日記

読書備忘録

4月のまとめ

2018-05-01 17:14:50 | Weblog



4月に読んだ本は以下の通り


小山田浩子「庭」
ヘンリー・ジェイムス著 蕗沢忠枝訳「ねじの回転」
池波正太郎「映画を食べる」
吉田知子「千年往来」
又吉直樹「第2図書係補佐」


以上の5冊でした。4月はもう吉田知子に尽きます。ほんと、すごい作家です。吉田知子の「日本難民」というの、今度名古屋市内のジュンク堂かどこかへ行って買ってこようと思ってます。地元の三洋堂みたいなちゃっちい本屋じゃなく、ちゃんとした本屋にずっと行ってないので、ちょっとストレス溜まってます。



4月 買った本5冊
   借りた本4冊

文学の海

2018-05-01 16:29:15 | ま行の作家



又吉直樹「第2図書係補佐」読了



本書は平成23年に幻冬舎よしもと文庫より発刊されたものです。幻冬舎よしもと文庫って幻冬舎と吉本興業のコラボした出版社なんですかね。吉本のお笑い芸人は全部ここから本を出しているのでしょうか。そもそも又吉以外に本を出す芸人は、いてはるんでしょうか。まぁそれはいいとして。


全部で47冊の本が紹介されています。紹介といってもその本のことが書いてあるのはどれも最後の2~3行だけで、あとは又吉の学生時代のエピソードとか、売れない頃の情けない話とかが語られているわけで、まぁ買うんじゃなかったかなと。


しかし、その47冊中、21冊は自分も読んだ本なんですね。これには驚きました。自分は又吉と読書の傾向が似ているようです。


まず一番最初に出てくるのが「尾崎放哉全句集」ですからね。これにはびっくりしました。あとは大江健三郎あり、野坂昭如あり、村上春樹あり、村上龍あり、笙野頼子、カミュ、町田康…。ちょっと又吉と話がしたくなりました。