笙野頼子「母の発達」読了
本作家は「タイムスリップ・コンビナート」「二百回忌」「なにもしてない」と読んできたんですが、どうも気になる作家で、また読んでみました。
しかしこれはすごい小説です。「母の縮小」「母の発達」「母の大回転音頭」の3部からなる構成になってるんですが、この猛烈なエネルギーにたじたじとなりました。テーマとしては「娘にとっての母とは」といったことではないかと思うんですが、もう、そもそもそんなテーマ自体がぶっ飛んでいってしまうような凄まじいパワーが全編に漲って読む者を圧倒させます。
しかし、内容はかなり難解です。難解で爽快。(笑)まぁこの小説の真意はわからなくても、このグルーブ感を堪能できればいいのかなと思いました。
笙野頼子、すごいわこの人。
《購入本》
田中慎弥「図書準備室」
小沼丹「村のエトランジェ」
エイミー・ベンダー「私自身の見えない徴」
ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」
以上、アマゾンで注文しました。
本作家は「タイムスリップ・コンビナート」「二百回忌」「なにもしてない」と読んできたんですが、どうも気になる作家で、また読んでみました。
しかしこれはすごい小説です。「母の縮小」「母の発達」「母の大回転音頭」の3部からなる構成になってるんですが、この猛烈なエネルギーにたじたじとなりました。テーマとしては「娘にとっての母とは」といったことではないかと思うんですが、もう、そもそもそんなテーマ自体がぶっ飛んでいってしまうような凄まじいパワーが全編に漲って読む者を圧倒させます。
しかし、内容はかなり難解です。難解で爽快。(笑)まぁこの小説の真意はわからなくても、このグルーブ感を堪能できればいいのかなと思いました。
笙野頼子、すごいわこの人。
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田中慎弥「図書準備室」
小沼丹「村のエトランジェ」
エイミー・ベンダー「私自身の見えない徴」
ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」
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