聴力障害

　講義の一つに聴力障害の話があり、前半は半ば寝てしまったが、後半、騒音職場なら業務上の聴力障害は起こり得る可能性がある。
　然るに、非騒音職場なら、突然の事故等以外では、加齢的変化以外の聴力障害は考え難い。
　それでも現在の安全衛生法では、全ての職場に聴力検査をと記されており、見直された形跡は感じられない。
　折角の機会だから、講師の先生に質問をしてみようと思ったら、とある方が先に手を上げて質問。
　前置きが長く、まずは自分の考えをテレテレと述べ、疲れた頃によく分からん質問をされた。
　機先を制され、聞いている間に待ちくたびれてしまい、気が抜けて質問は中止。
　いつもながら、講演会で会場からの質問の時、何で前置きが延々と続き、そのうち何を聞きたいのか分からなくなって仕舞うのが多いのは何故か、耐え難く、よく分からん。
　後半のメンタルの話の時は、じっと耐えて、３人目に質問が出来た。
　講師の方は、復職に際して、周囲や上司の配慮が役立ったという話をされた。
　「それならば、仕事を休む前に、事前に配慮した方がいいのではないですか？」と聞いてみた。
　講師は「そうです」と言ってくれたので、「産業医は事前の配慮にまで、踏み込めますか？」と聞くと「難しい」と言われ、現実の壁の厚さを感じさせられてしまった。

　帰りの電車内、立って前の座席を見ると、６人掛けの、そのうち５人は画面に見入っていた。端っこの“オッサン”は人差し指を画面の上に伸ばしたまま寝ており、これも現実。

※ 放射線線量計を鉛のカバーで覆うなんて、やっぱり。

ＷＢＣ（World Baseball Classic：ワールド・ベースボール・クラシック）不参加

　運営の不公平に関して、本来ならオーナー達が言うべき問題。
　米国大リーグ側が、反論するときに「具体的数字は出せないが・・・」は、全く米国的でなく、いつもの日本的感覚的反論で、説得力に欠ける。
　米国側が、会計の数字を示して、こんなに五分にやっていると言えば、日本プロ野球選手会も頑なではなかったハズ。
　まあ、何でもかんでも、米国の言いなりよりはいいんじゃない。
　オスプレイの配備、日米安保の条件内だから、日本は拒否できないと“Ｎ”首相が言ってしまえば、おしまいの“ポチ”。
　あの言葉を思い出した、“俺は、噛ませ犬じゃない。”

　昨日入院させた方、本人は調子よくなったと言うが、まだまだ結構熱が出て、もう暫く要注意、明日出勤確定。
　午後は、産業医の研修会とちょっと気ぜわしい週末。

※ 民主党“Ｈ”元首相，反原発抗議活動にでるなら、国会でも言うのが議員。

エコノミークラス症候群

　今日の外来で、「少し前に足が痛くなり、腫れてちょっと赤くなり、安静では平気だが動かすと痛い。」という方が来た。
　動かすと痛いのだから、運動器系（筋肉・関節・骨など）の不調かと考え、整形外科に相談したら、そうではなく、血管系の疾患。
　静脈血栓症、言葉は古いけど、あの“エコノミークラス症候群”の類いだったようだ。
　確かに、足に不調があり、その辺りの疾患までは考えが辿り着いたが、如何せん、この眼前に“エコノミークラス症候群”を診療した経験がなかったので、イメージ出来なかったのが、診断に至らなかった主因。
　未経験、未体験ゾーンの疾患は、頭の中に浮かんで来なかった。
　数学の試験でも、似たような問題をやってなかったら、連想が浮かばず、難問になり沈没もあるのに類似。
　この年になっても、見たことない疾患は頭に浮かんでくるわけがないことを再学習。
　この方はそれなりに症状が出てたから次に進めたけれど、もっと軽めだったらホントに難しそう。
　“エコノミークラス症候群”は暫く宿題となった。

　研修医は当直明けだったにも拘わらず、「調子、どう？」っと聞くと、「元気です」と元気そのものの若さ。
　今日は先週診た貧血患者さんの経過確認、ヘルニア、肺炎か気管支炎か、心筋虚血か否か等、様々を体験できたはず。
　終わりに「がんばります」ときまじめな言葉は、これも十分に若い。

※ 渦中の大津市長、「民意を反映しない教育委員会はいらない」よく言った。

少数意見の尊重

　昨日、書いた国民的議論の応募者、０％、１５％、２０～２５％の三案を支持する応募者の中から、各三人ずつを選ぶ。会場で発言を希望した人は、０％支持者が圧倒的に多かったことから、２０～２５％で意見を述べた人は競争率が低めで選ばれやすく、それなら、電力会社系の人がでるのも道理かも。
　でも、圧倒的多数の０％からの選抜が少なすぎるのは、現実に比例していない。
　この辺り、政府側の変わり身は早かったが、議論をしないのはやはり国民的“議論”に反する。
　この会議場が全てではないけれど、今回のように、２０～２５％が少数意見のままで、それでも、民主主義における少数意見の尊重が主になったりしたら、どうなる？
　思い起こせば、自分がガキの頃には原発はなくて、沖縄と同じ。
　小学校の社会科授業では、日本は水力発電が大事ですと教わってた様に思われる。

　朝から蒸す中を出勤し、着くと汗がにじみ出てくる。
予約外来、数人の方が（“そんなに話したい事があったのでしょうか”だけれど）いつ以上にしゃべりまくり、ほとほと疲れを感じてしまった。　
　普段、『聞いてくれる方がいないの』って言いたいけれど言えない。
　聞き役も仕事のうちと、割り切るしかない。

※ 北朝鮮の重大発表は、あの方が“元帥”になった事、これは○○○のレベル。

国民的議論

　・・・というものがあったような、良くしらんかった。
　きっと、知らない人も多そう。
“Ｅ”経産相が、原発について“国民的議論”を唱えている。
　昨日までの実態では余りにも寂しく空しい。
　会場から９人が１０分以内に意見を言って、政府への質疑はなく、質疑のないものを、議論という新しい考え方なの？
　全国でいくつの会場でやるつもりかわからないけど、１１ヶ所というから、やっても、９×１１＝９９で、たった９９人の方が何かを言った。
　この数だったら、例え怪しげな世論調査であっても、それよりも、圧倒的に少ない。
　無作為抽出された方というのも怪しい。
　国民的議論の行き着くところは、国民投票か、政策として選挙をするかしか、それなりの結論には届かない。
　落とし所、どうする？きっと、もやもやの中で、国民的議論を経て、政府の決断という形式辺り。
　もし、それよりも前進していたら、進歩かな？

　原発がわからなくなったら、沖縄電力に学ぶ。沖縄には核兵器は隠されている？
　でも、原発のないのは確かだからと、突然、沖縄浮上してくれ。

　平日の納涼会、明日の仕事があるので８時半頃にそっと抜けて、堪忍。

※ ロンドン五輪サッカーの飛行機、男子はビジネス席、女子はプレミアムエコノミー席っておかしい！

今日も暑い

　各地で夏日、あちこち猛暑日、一つ違うのは風がかなり強く、日陰ではそれ程暑さを感じなくてすみ、ゆっくりと昼寝ができた。
　でも、猛暑日が来ても、梅雨明けと言わないのは現実に合わないように感じてしまう。
　心象では梅雨明けにしてしまおう。
　スライド原稿は５１枚まで減らせた。名前だけのもあるから、実質はもう少し少なくなり、イメージをたどって、いつものついつい早口を慎めば良い。
　イメージが途切れたら、風を受けてゴロリは、うたた寝になる。
　起きて再考、座っててもノドが乾きそうで、氷水を飲みながら修正。
　パワーポイント、アニメーション設定は３カ所に減らし、うれしそうにするのを控える。
　外は暑そうで、出る気がしなく、気が抜けてきたら、そっとＴＶで、気分は夏休みみたいだが、明日は普通勤務、夜は某納涼会。
　平日の納涼会は軽く済まさないと、翌日に差し障るようになってしまった。

※ 某歌手の倒れた時間は午前４時半、こんな時間にミーティングをするのが問題。

九州北部豪雨

　分からないけれど、この数年の梅雨の終わり前、九州に雨が集中的に降ってるような感じ。そのもっと前は、九州干ばつもあったような記憶もある。　
　九州豪雨なら、雨雲は九州に集まって、朝鮮半島には向かわず、彼の地が干される理屈でいいのかな？
　この地は、昨日に続いて、晴天なれど風やや強く、しかし、暑く梅雨明けは間近を思わせる。
　出勤決定に従って、出勤。机のＰＣから資料をＵＳＢに移して、ついでにＧｅｏｇｌｅ　Ｄｒｉｖｅをチェック。
　確かに移動はされてなく、どうも自分の病院用ＰＣとの同期が上手く出来てなかったようで、一回抜いて、再インストール。
　帰宅後、家のＰＣで動作確認後、原稿をまとめていく。
　まあ、何とか見通しがたった模様。６０分に対して、原稿は５３枚になり、近頃にしては少なめに抑えられそうで、後はオンステージに任せる。
　明日の月曜日も休みなのは、うんと気楽。暑そうだけど、もう一回、原稿確認が落ち着いて出来そうのお気楽。
　
※ 早くも、熱中症３００人以上は要注意。

Ｇｅｏｇｌｅ Ｄｒｉｖｅ ミステーク

　昨日、来週の講演会原稿の作りかけを、Ｇｅｏｇｌｅ　Ｄｒｉｖｅに移動させたつもりだったのに、今日開くと入ってない。
　入ってるのは修正前のもの。
　暫く前から、このＧｅｏｇｌｅ　Ｄｒｉｖｅ（グーグルが提供してくれるオンラインストレージサービス、無料のインターネット上の作品預かり所）を使うようになって、それまでＵＳＢ等に入れて、それを持ち帰っていたのをやめて、便利で身軽。
　容量は無料で５ＧＢ、通常の作品なら十分。不要になったら、忘れずに、ドンドン入れ替える。微妙なモノは、暗号化しておけばＯＫ。有料のモノはきっとおされる。
　そして、入れたつもりが抜けていて、続きをやらねばならず、明日、原稿を取りに行くだけの目的でド○○出勤決定。

　今日は午前中、外でテニス。昨夜の雨はあがったが、風がキツメ。
　時々暑いお日さまが出て、久しぶりの外テニスはバテ、競っては負けが多く、負け越し。

※ 民主“Ｍ”氏、米国大使にオスプレイ配備延期を伝達、結果期待しておこう。

早起き２週間

　家庭の都合で、７月に入ってから、起床は３０分程早くなり、大体６時。
　朝食をゆっくり食べて、新聞を読んでも、７時少しで出勤可能。
　そのまま行くと、日差しがまだ十分高くなく、気温も上がり初め頃、日陰もまだまだ長めで、道の東側には日陰。ここを歩けば『まあいいかな』って感じ。
　折角早く着いたので、講演会の準備原稿を作ろうとするが、頭は十分に起きてなく、イメージが進まなく、３０分もすると何となく疲れを感じる。
　慣れてないことは、しばらくリズムに乗れない。

　今宵は院内で、小講演会。
　研修医も症例報告をしていたので、質問を一発。
　明快な回答を期待していたのだが、上級医がすぐに口出しをして、口出し早過ぎる。
　メインの講演にも質問をしたのだが、ちょっと期待した回答は得られなくて残念。
　いつもながら、他の聴衆者は殆ど沈黙、自分は４回も質問してしまった。
　でも、言葉が飛び交わないとオモローナイはず。

※ 米国五輪ユニホーム中国製なので“ブー”、だったらｉＰｏｄはどうなの？

九州地方は大雨

　天気予報では、午後から激しい雨の予報が出ており、前回の判断ミスから、慎重を選んで、あさの曇り空に長い傘とレインシューズを履いて、帰宅時の荒天に備えて出勤。
　帰宅時間、曇り空で少々の風は吹いているが、雨はなし。
　通勤時と同じように、長い傘を持ち、レインシューズで歩いて帰った。
　今日は、反対側に判断ミス。
　でも、あれだけ雨のニュースと天気予報を見せられたら、きっと風雨に違いないと思い込んでしまった。
　勿論、長い傘を持って帰宅する人も結構いて、同朋がいると、自分だけではなかったと安堵。
　新患外来、某若い方の愁訴が難しく、心因性因子が十分考えられるが、そこにダイレクトに突っ込むのは早過ぎると思われ、周囲から固めて、そっと持ち上げるんだけど、理解してくれたかは疑問。どう対処すればも、出方をみて、試行錯誤。
　当然、時間が掛かってしまい、ウ～ンと遅れてしまった。
　つい、若い方に甘くしてしまった。でも、見逃せないし。
　研修医、ある方に“髄膜炎”を心配していたようだけど、“髄膜炎”の知識は教科書迄、実際の患者さんを診たことがないようで、知識とイメージがつながってなかった。
　診れば、言わなくても感じる。将来、期待とす。

※ パンダが未熟児段階で出産するのは、天敵がいないから？