高速増殖炉

　今まで全く無知だったけど、今回の福島原発事故で、にわかに原発への関心が高まり、少しさかのぼってみると、“高速増殖炉”というモノもあった。
　『もんじゅ』の名を、かすかに思い出し、安易なネット検索をすると、日本以外の世界は、この高速増殖炉から、殆ど手を引いているようで、日本の『もんじゅ』も、２０１０年８月の燃料交換中継装置が原子炉内に落下し、引き抜けばよいと言っていたのに、これまで２０回以上も試みても引き抜けなくて、にっちもさっちもいかない状態のようみたい。　
　燃料棒交換の手段がなくなって、交換不可能らしく、にっちもさっちもとは、運転も廃炉もできない状態で、核反応を何とか制御しながらも、発電はゼロの“お荷物”で今後の見通しもはっきりとは公式見解発表がなされてない模様。
　もし、このまま取り外しができないという状態が続くなら、プルトニウムの反応が完全に終息するまでの維持が必要になり、半減期等から５０年以上、単純計算で○兆円以上のお金がかかるだけで、ずっと発電はなしのド○○。
　福島軽水炉以上の難題を抱え込んで、この先どうするのかを、良い機会なのでしっかり議論し、考えていいはず。
　どうころんでも、半減期からみて、子孫に放射能遺産を残す。

　これも参考になるかも　　http://news.livedoor.com/article/detail/5525056/
　「日本の原子力は全体が利権になっている！」河野太郎議員会見

　昨夜はテニスラケットを無くした夢を見た。それ位グサリだったのかもしれない。
　朝のうちに、出勤し、入院患者さんを診る。まあ、食事も何とかで、高齢だけど期待しとこう。

※　米軍は武器無し“Ｂ”容疑者射殺は変、どの国が意見言うかな？