病棟急変

　外来の途中に、担当入院患者さんの急変で呼ばれるのは、ホントに久方振りの事。
　それも、午前外来の真っただ中、でも、病棟に行かざるを得ない。
　行く時は、はっきりと、診察室のドアを開けて、待っている患者さんに出て行く姿をしっかり見せる。
　これによって、患者さんは、外来以上の事があるのではと思ってくれるかなと、自分では、勝手に思っているが、患者さんによっては、“ＷＣ、もれそう～”と思ったかも知れない。
　病棟から呼ばれた患者さんは、超高齢者で、如何ともし難い部分が大半で、言葉の通り、如何ともし難いのだけれども、御家族さんにとってはそうではないから、これも致し方ない。
　精々、１０分以内に、事を済ませて外来に戻る。
　でないと、外来はパンクする。
　この１０数分の間だけは、脳細胞がフル回転になっている。

　たまに脳細胞を、活性化しないと、冬眠ばかりで、目覚めない。

※　この期に及んで、“千葉ロッテ”、熱発続出はちょっと気の毒～