町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

パブリックコメント

2009年11月02日 | Weblog
山下てつやです。昨日の広報まちだには、制度化されたパブリックコメント手続きによる実施結果と意見募集の記事が掲載されています。

パブリックコメント(Public Comment、意見公募手続)とは、公的な機関が規則あるいは命令などの類のものを制定しようとするときに、広く公に(=パブリック)に、意見・情報・改善案など(=コメント)を求める手続きのことをいいます。

町田市では、2008年度から正式に制度として、市民協働のまちづくりの推進や、政策をより良いものにするために導入されました。

2007年6月議会の本会議場の席で、私は、このパブリックコメント手続きの制度化を求める質問をしました。石阪市長からは、即座に年度内の制度化を図るとの前向きな回答がありましたが、東京一情報開示すすんでいるとの評価を得ている石阪市政にとっては必然的な流れであったと言えます。

質問の中では、この手続きと議会との関係についてや、制度自体がどの程度まで義務付けをされるべきかなどを確認しました。当初、市は条例でこの制度を定めようと考えたようです。最終的には要綱で定め実施されることとなりましたが。

現在、実施されている案件を入れますと、すでに14件が行われています。先月、条例改正が実施された「町田市あきかん・吸い殻等の散乱防止に関する条例の改正」に対するパブリックコメントの実施結果では、改正内容にある喫煙禁止区域の指定や過料などについても、多くの意見が寄せれれていますが、内容を見ますと、町田市民の中にも、さまざまな意見や考え方があることや、市がそれぞれの意見に対してどのような考え方を持っているよくわかります。

市民協働のまちづくりを進めるためには、こうした市政に纏わる情報を共有していくことが、大変、重要であると、あらためて感じています。

今後も、信頼され、より良いまちづくりを進めるために、情報公開を中心とした透明性の高い市政を目指し、頑張ってまいります。

中学生議会開催

2009年11月01日 | 活動日誌
今日は、町田市議会の主催で、「まちだ中学生議会」が開催されました。
町田市議会が主催して、昨年に続いて二回目の開催となります。
中学生議員の質問内容やその答弁も、通常の議会本番さながらというところです。
未来思考の若い視点は、市政にとっても大変、大きな示唆を与えるものでした。環境問題についての質問では、未来を展望するような問い掛けが多く、大人より、この問題を敏感に感じているようです。
例えば、宅地開発などにより、町田の緑がどんどん失われていくことに、大変な危機を感じており、これを食い止める具体策なども提案しています。
また、農地が失われていくことや担い手不足など農業の衰退を、大きな課題として捉えており、授業で取り入れてほしいという提案もありました。
福祉や学校生活における課題については、理屈を抜きにして充実をしてほしいという切実な思いも伝わりました。
中でも、肢体不自由学級のある学校で、その学級に通う生徒(本人は仲間と呼んでいました)が移動に時間がかかり、学校生活に多くの支障をきたしていることから、エレベーターを設置してほしいという質問には、友を大切にしたいという思いが伝わり、とても、印象に残りました。政治には、不条理を解決しなければならないとのとの使命が求められていることをあらためて認識しました。

また、自転車に纏わる質問が多かったように思います。中でも、コミュニティサイクルシステムの導入については、大変、興味を持っているようです。
こうした新しい取り組みについては、若い世代のほうが、柔軟に受け入れ、使いこなしていくのかもしれません。

これからの若い世代に、町田という財産、人や生活文化、すばらしい緑を残すのは、私たち市政に携わる者の大きな使命であることを強く感じさせる一日となりました。

写真は、先日、かつての職場仲間数人で会った際に遭遇した丸の内でのコミュニティサイクルの自転車置き場です。たまたま、写したものが、携帯に残っていました。