町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

住み良い団地へ

2008年02月11日 | 活動日誌

町田市の団地、いわゆる都市計画の一団地の住宅施設の対象団地は8つある。比較的新しい一部を除き、昭和40年代に入居がされた。当時は、高度成長期で、都市人口の急増の時期であり、その受け皿として町田市の一団地の住宅施設も建設された。良好な住環境であった一団地施設であるが、その後、社会情勢の大きな変化があったにもかかわらず、抜本的な見直しがなされず、今日にいたっている。したがって、施設自体の老朽化に加え、住環境と住民ニーズとの間に大きな隔てたりが生まれている。例えば、団地内の少子高齢化が進み、開発当時と違って児童数も減ったために、あちこちで、廃校もしくは休校となった学校跡地が見受けられる。しかしながら、法律上、一体的な都市施設とされているために、跡地利用については、都市計画の変更が必要となる。この作業がなかなか進まないために、ほとんどが暫定利用に止まり、地域社会と大いにミスマッチを起こしている。こうした状況下、居住世帯の偏りは著しく、特に、高齢者の定住化が進んでいる。独居されている高齢者も大変多いのではないか。家族や親族が近くに住んでいる場合は、まだよいが、まさしく高齢期を一人で生活しなくてはならない人が大変多く見受けられる。そのため、高齢者施設の不足やバリアフリー化の不十分な点が、施設と住民ニーズとの隔たりが大変強く感じられる。今後の団地のまちづくりはどう取り組むのか、町田市、そして住宅管理者、何よりも住民がどう取り組むのか、早急に着手すべきではないか。


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