町田市議会議員 山下てつや “獅子奮迅”

てつやではたらく“山下てつや”が日々の活動や出来事、お知らせしたいことを報告します。

食器リサイクル

2010年08月24日 | 活動日誌
美濃焼で知られる土岐市を表敬訪問。
多摩ニュータウン環境組合では、食器リサイクルに取り組んでいるが、その廃食器を受け入れてもらっているのが、土岐市である。年間にして5.5万トンにもなるそうだ。
この受け入れは、リサイクルできる食器だけに限定されている。廃棄物処理法では、一般廃棄物いわゆる家庭ごみは、自治体がそれぞれ処理しなければならない。
したがって受け入れといっても、ごみの処分ではなく、資源化の原料を受け入れてもらっていることになるわけだ。
そのため、土岐市の理解があって成り立っている事業であることから、表敬訪問をした次第だ。
土岐、多治見、瑞浪で全国の陶器の生産量40%を占めるという。
陶器の使用が減ったとはいえ、環境への配慮に責任を持ち、地場企業が中心となって、食器リサイクルに取り組んでいる点は、地元の伝統産業を大切にしたいとの思いが伝わってくる。
行政からの依託事業として、このシステムがなりたっているが、まだまだ、採算としては厳しいようだ。
陶磁器の粉砕工場と陶磁器の製造工場を見学。
この陶磁器製造会社では、学校給食用リサイクル高強度磁器食器も製造しおり、町田市でも採用している。この給食食器には、強度を保つためにアルミナという貴重に資源が使われており、資源保護の観点から、これまで説明した廃食器とは別に、リサイクルを行っているとのことで、給食を通して環境の大切さも、子どもたちに伝えたいそうだ。
写真は町田市の給食食器。