マル鉄・鉄道写真館

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185系200番代:高崎線 普通列車

2013-02-20 00:30:00 | 国鉄・JR普通列車
185系200番代:高崎線 普通列車


185系200番代は、昭和56年末に上野口の165系の置き換え及び「新幹線リレー号」の運転に備えたものとして0番代をベースに誕生しています。
全車両が出揃い、昭和60年3月に東北・上越新幹線が上野開業となるまでの間、急行「ゆけむり」「草津」「あかぎ」「なすの」などと共通運用となっていました。

さらに、東海道本線ほどではありませんが、115系の不足から夕方の普通列車にも運用されていました。



昭和57年5月 西川口~蕨間にて

2ドア車による混雑は激しく、高校時代にアルバイトで「急行利用調査」をしていた際も、これらの列車が来る際は乗客整理を手伝わされました。

特に上野口の165系による普通列車は、昭和50年3月以降のグリーン車乗務員廃止により、料金を払わずに乗車することができたので、これを狙って早くからホームに並ぶ乗客も見られたようです。

写真の普通列車は165系と185系の混成で、列車番号に910Mという表示が出ています。
もちろん下り列車に有り得ない番号なので調べてみますと、上りの列車が急行「ゆけむり6号」「草津6号」で、折り返し上野駅17:09発879Mであるということが判りました。
私の記憶ではこれ以外に同様の普通列車がもう1本、さらに東北本線の小金井行き(455系)が1本ありました。

現在も存続している東海道線とは対照的ですが、極短い期間、上野口でも185系による普通列車が存在していました。
なお、信越本線では横軽が廃止となるまで、185系による普通列車が運転されていました。

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