マル鉄・鉄道写真館

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485系:特急「加越」

2011-04-11 00:30:00 | 国鉄・JR特急列車
485系:特急「加越」


特急「加越」は、昭和50年3月、新幹線博多開業の際に米原~金沢を結ぶ特急として誕生しています。名古屋~北陸方面への「しらさぎ」を補完する列車で、新幹線を最大限利用して北陸方面を目指す特急列車の性格をもっていますが、米原自体に当時の「ひかり」が殆ど停車しないこともあり、グリーン車1両を含む7両編成と、当時の電車特急としてはもっとも短編成でした。※博多~佐世保間の「みどり」が誕生するまで。

私自身は北陸には何度か出掛けたことがあるも、活動が富山中心であったために「加越」に出逢う機会が無く、唯一逢ったのがこの1回でした。



山陰でキハ181系「やくも」の写真を撮った帰り道、料金節約のために京都~名古屋間を普通列車で移動。途中乗り継ぎで下車したときに偶然ホームに居合わせた「加越」を撮ったものです。
485系を使用し、非貫通型のみの寂しい設定で変化も少ない列車だったのですが、その後489系が使用され、ボンネット型が登場する場面もあったようです。

平成15年7月に683系化に際して「しらさぎ」に名称が統合されてしまい、「加越」の名称は消滅してしまいましたが、私が思うに、この間北陸に行った際、米原行きと名古屋行きでは列車の性格や使い勝手が全く違うようなので、何も統合しなくても良かったのではないか?と感じました。

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