秋山、道志ミドルライド

今回はいつもお世話になっている、Ｈ田君率いる湘南ＲＣの練習会の
道案内として参加することに、
11月にしては極寒（２℃～３℃）の宮ケ瀬を８：３０分に出発、
まずは鳥屋に下る２ｋｍの坂、もう鼻水ずるずるで、手足ガタガタ
で下り、道志道へ、青根で右へ折れ奥相模湖、藤野町を目指して
小刻みなアップダウンと少し長めの登りをクリアして行く。
徐々に体温も上がり始め、ようやく生きた心地が、、、
それでも日陰に入ると極寒で再び手足ガタガタに。
藤野町を過ぎ、秋山街道へ、道祖観音様の前で記念写真をとり
安寺沢林道線に入り、巌道峠を目指す。

この林道の中腹までは、まばらでは有るが民家が点在していて、
その様相は横溝正史の小説に出てきそうなくらい寂しい。
途中１８％の激坂、「熊出没注意」の看板やらがあり、
寂しい＋怖い＋きついの三すくみ、きついながらも
途中視界が開けると奥多摩？の山々も見え、中々の絶景も、

頂上で皆を待つ間、ＭＴＢで先に上ってきた若い御夫婦と
談笑、全員揃ったところでその御夫婦も交え記念撮影をする。
落石で少し荒れた路面を下り、再び道志道へ、道の駅を過ぎ
山伏峠のハードな登りに挑む。平均斜度は１０％、最大１４％の斜度
それが約６ｋｍ続く、何時来ても厳しい峠である。

私の他に若手２名が先行していたが、ラスト２ｋｍで二人が
アタック！、一瞬付こうと思ったが、心拍計は１８５拍、
心拍計を見てる間に置いていかれた。
足はまだ残っていたが、心臓の方が拒否するので、
追うのはやめた。（言い訳です）

ここで脱落者が２名、サポートカーに回収され麓の
ディーリーストアまで下る、下りの寒い事、寒い事、
震えが手を伝わり、ハンドルへ、さらに前輪に伝わり
ぶれて転倒しそうになる。こんな事は久しくなかった。
ディーリーストアでカップのトン汁とおにぎりで
遅い昼食を取り、仕上げに３００ペットボトルのホットカフェオレ
を飲んで、お腹の中から温めた。

日が翳り始めたので急いで出発、後は緩い下りなので少々
ペダルも廻せる、ペダルを廻せば心拍も上がり、体温も上がる、
行きの半分の時間で山梨側をクリア、神奈川側に入る。
神奈川に入ると標高の差であろうと思われるが、気温が少し
高く感じられた。それでも日陰は寒い、青根を過ぎ、鳥屋を過ぎ
無事デポ地の宮ケ瀬に戻る。寒く厳しい峠行きであったが
湘南RCの皆さんには楽しんでいただけたようである。

写真は秋山温泉入り口の道祖観音様の前で

本日の詳細
DST　１０４ｋｍ
TM　　４：３４
AVS　２２．５ｋｍ
MXS　６８ｋｍ

登坂累計　１９５５ｍ
下降累計　１９４０ｍ
最高地点　山伏頂上　１０８０ｍ