ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

脱出!ニラ暮らし

2016-05-08 08:50:20 | 暮らし

 お世話になったなぁ、この2週間、ニラのおかげで生きながらえた。ほんと、ニラ様、感謝と尊崇の念を捧げます。リスペクト!でもなぁ、さすがに、飽きた。ニラ尽し、ニラ三昧、ニラばっか、ニラ責め、体中からあの強烈な匂いが立ち上ってきそうだぞ。もうとてもとても、葷酒山門を入るべからず!どこでも出入り禁止になるんじゃないか。そろそろ、このニラ地獄からの脱出をと願い、切実。と見れば、おお!あるしゃないか!ウルイ、別名オオバギボウシ。

 たった一株、それも小屋の陰にそっと佇んでいるので、いつも忘れてしまう。大きく育って食用には適さなくなった頃、あら、ここにウルイ!ああ、今年も食べ忘れた、でもう何年も存在を無視され続けて来た。が、今年は、どっこい、気が付いたぞ。鵜の目鷹の目ウルイの芽ださっそく摘ませてもらって、湯がいて自家製マヨネーズに和えて食べた。うーん、この柔らかな舌触りがたまらない。緑も濃いし、緑黄色野菜として通用するな。でも、いかんせん、たった1株、何度も刈り取っていたら、根絶やしにしてしまう。ここは我慢の一期一会、うん?意味違うな。

 そうだ、春先播いた菜ものがそろそろ間引き時じゃないか。いや、本葉1枚の頃から折あるごとに間引きは繰り返しているさ、混み入ったまま育てたら、ヒョロヒョロの軟弱野郎になっちまうからな、そらぁ、間引きは大切なんだ。でも、そんなちっさな葉っぱ、食用には向かない。せめて、本葉が数枚大きく伸び広がってから、と思って自粛していたが、そらそら、なんとか食卓に上がる支度ができたようじゃないか。小蕪、小松菜、チンゲン菜、それに春菊も、ちょこちよこと摘み取って、ようやく手のひら一掬い!これだけあれば、味噌汁の実には上等ってもんだ。ありがたい。

 我が家の微少菜園、次に摘めるのは数日後、それまでは、またニラ様のお世話になるしかない。と、傍らを見れば、雑草の間からアスパラガスがとんがり頭を突き出していた。あんまり出るのが遅いので、ネズミに株を食い散らされたのかと思っていたら、これまた生きてた。お見事!これもありがたくいただまことにしよう。

 そんなこんなで、あちこち見回して歩いていれば、なんとか食い物にありつけるってのが、庭先菜園の豊かなところってことだな。

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