2日連続のデモとおしゃべり会、疲れたぜぇ、明日はやっとこ解放、休息日だな、はっ、待て待て、河川清掃の日じゃないか、それも早朝6時から。
うーん、体も重けりゃ心もずしり、起きられっかよ?
って、なんのなんの、気遣い人間の性、5時にゃ目が覚めちまったぜ。
作業は隣組単位、10軒のうち、高齢お独り様家庭2軒は当然、免除。一人も早朝からの勤務あるからお休み、勘弁ね。しゃあない、しゃあない、仕事優先よ、って俺隣組長だから。
さて、集合場所に集まってみれば、もうダメ、出られない!のリタイアが一人に、もはや草刈り機なんて無理!の女性が一人で、結局、フル稼働できるのは70代男性3人と40代の若手?2人だよ!
河川清掃用にって町からビニール袋が配られたけど、なに考えとんじゃ!河原は葦原、クルミ、柳の雑木が生い茂ってて、降りるなんてとてもとても!
ゴミ拾い?そんな次元じゃねぇっての!
与えられた任務は、土手の草刈り?なんだが、
これって草刈りって言うか?川はどこだよ?
背丈を楽々超す葦の群生、葛や野茨の縦横無尽、さらには大木となって辺りを睥睨する雑木ども。
草刈機を目一杯吹かして、なぎ倒し、刈り倒す、荒野開拓作業なんだぜ。
いやぁ、草刈り機、馬力の大きなゼノアに買い替えて良かった!
腰の不調が治ってて助かった!
体力戻ってきてて、不幸中の幸い?!
暗黙の決まり事、ともかく1時間頑張る。途中一服するも自由だが、その人なりの作業強度で1時間。
去年までは意気って、一人でさらに超過労働なんてしてたりしたが、さすがにもうこの歳ともなると、十分!
草刈り機の混合油切れたらどうしよう?出発地点に戻って給油してさらに続ける?
それはちょっとぉ・・・
頼む、燃料1時間持ってくれ!いや、50分でもいいぞ、藪の中を戻る時間もあるから、ってさもしい願いを胸に作業続行、よしっ、50分持った!ってそんなことで喜ぶなよ。
いや、ホッとするさ、隣組長だもの。人より先に上がるわけにゃいかんのだし。
実質5人で頑張った草刈り?作業、一人あたり50メートルと進めなかった。分担ノルマの1/5も行っちゃいない。
無理だって、年寄り主体の地域住民に任せるなんて!後期高齢者にこんな過酷な作業させるなんて!
絶対、事故起きるぜ。
本来、町なり県の河川課なりが引き受ける仕事なんだ。氾濫防止のためなんだからな。川をきれいにしましょう、ゴミなど拾いましょう、なんて河川愛護活動ボランティアのレベル、はるかに超えてるんだ。
川の中の密林と言い、土手の草木の繁茂と言い、放置すれば、水害の恐れ大だ。整備を要望すれば、予算がない、の一言だろう。
ってことはここも見捨てられた限界集落に繰り入れられてるってことだ。
あぁ、疲弊する日本!
見捨てられる田舎!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます