ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

白から赤へ

2016-11-29 09:35:06 | 暮らし

 よく頑張ってくれた。朝の食卓は君のお陰でちょっぴり豊かになったよ。多分、栄養面でも貢献してくれたことだろう。とうとう、最後の一株になった小カブ君、糠味噌床から取り出して、お別れの食卓だ。

 この秋の小カブは上々の出来だった。春作は虫食いがひどくてね、葉っぱばかりか、カブそのものも穴だらけ、散々だったもの。自ずと、糠漬け王者の座はキュウリに占め続けられた、まっ、仕方ない、糠漬けはキュウリにゃ敵わない。

 きっとまた、虫にやられるだろうな、少しでいいか、と種まきは畝の半分に抑えた。それが見事な生長、結局、実ったカブ、一つとして無駄にすることなく食卓に上がった。凄い!育った作物、すべて食べ尽したなんて。この秋の健康の何割かはこの元気で美味しいカブに支えられたと思う。ありがとう。

 で、後を継ぐのはぁ、赤カブだよ。こちらも満足の行く育ち具合だ。糠漬けには向かない。やっぱり甘酢漬けだ。まずは、1kg漬けることにする。

 たっぷりの砂糖と酢、それに塩を少々。今年は唐辛子もアクセント付けに入れて漬け込んだ。ネットのレシピを見ると、一晩塩漬けしてから、甘酢に漬けこむ方法が大半だけど、そんな面倒なことしてられないよ。葉を切り落としよーく洗ったら、一口大に切って容器に入れ、用意した調味液を注ぎ込み、重石をする、ただ、それだけ。いたって簡単。

 何事も、続けるためには、単純でなくちゃ。これで、2日目くらいから食べ始められ、1か月近く持つ。でも、どんどん食うから、だいたい2週間で食べ終わるかな。そう、こっちは白と違って、畝1列作ったから、どんどん食べにゃいかんのよ。幸い、収穫した後も萎れることなく長期保存が可能なので、一冬、食卓を彩ってくれる。ただし、漬け込みを面倒くさがらねばね。

 これだけ大量に畑にあるから、今年は、あちこちお裾分けも考えにゃならんかなぁ。ただ、容器がなぁ、瓶詰じゃ経費かかるし、真空包装機とかあれば、手軽にパックして送ったりできるんだけど。カブだけ送るってやり方もあるかぁ。あっ、もし欲しい人、一言ご連絡を、漬物でも素材でも差し上げますよ、取りに来てくれさえすればね。

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