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ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

負けるもんかい!堆肥の山

2020-05-16 15:54:15 | 農業

 堆肥が届いた。ちょっとした行き違い、来てないけど、って催促したら、これでもか!ってほどどっさり落として行ってくれた。

 1反部の田んぼにゃどう見たって多過ぎだぜ。ダンプ2台ったって、積み方しだいだよな。それと堆肥の出来具合でも嵩は変わる。こりゃ絶対余るな、とめぼしはつくが、せっかく届けてくれたのに文句は言えない。ありがたく、散布させてもらうおう。いつもよりち密に播こう。田圃に乗り入れたキャリーに山積みして、いざ、散布開始。

 今時、こんなフォークでぶん播いて歩くなんて、無形文化財なみの希少価値なんじゃないか。まず、化学肥料で育てる慣行栽培じゃ堆肥なんて七面倒くさいものは使わない。有機農業とか、無農薬にこだわる農家くらいだ。しかも、堆肥で米つくりしてる農家でも、まっ、普通はマニュアスプレッダー、ってのトラクタにつないで、がーと走り回って終わりなんだ。自給プラスアルファ、の小規模米つくりだからできる贅沢ってことだな。

 例年、播き足りない畔の際まで丁寧に播いて、1台多めのキャリーで6台。やっと播き終わったが、うへぇー、まだまだたんとあるぜぇ。2台分?いや、3台はある。さて、この残りをどうするか。もう一枚の田にもこれ以上にたっぷり届いている。そっちに回すってわけにゃいかない。と、なると、畑だよな。カボチャの第一陣が生がってきてるし、6月入れば大豆も播く。この際、そっちの畑を優先しよう。

 畑までは500メートルほど、キャリーに山と積んではえっちら歩いて移動。畑に乗り入れて撒き散らす。大豆はざっとで十分だが、カボチャと里芋は肥料食いだ。びっしりと覆うくらいに播いていく。いくら使ったって足りなくなるって心配ないからな。ただ、時間はかかる。畑の1/3はたっぷりと丁寧に、残りは大豆畑、ささっと軽く。

 結局、カボチャと里芋分でキャリー2台、大豆でさらに2台、計4台積み出して、やっと、田んぼの堆肥山はなくなった。ふふふ、どうだい?使い切ってやったぜ。

 苗を植え付ける部分に残った堆肥は丁寧に取り払わにゃならんが、今日はもう、堆肥については作業ノルマ終了!苗作りが失敗してずれ込んだお陰で、うない方にはまだ間がある。明日は、さらに広い1反2畝の田んぼをやっつけよう。

 こっちも大量に届いてんだよ、また、余るぜ、どうする?

コメント
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