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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

寒気襲来!大根避難!?

2019-01-12 10:28:47 | 食べ物

 うっ、寒い!昨日までとは違うぞ、この冷え込み。襟元に毛布を巻き込み、足を縮める。夢うつつ、頭に浮かんだのは、大根大丈夫か?凍みねえか?明け方はマイナス6℃に冷え込むって言ってたなぁ。明日から数日は最低気温マイナス10℃を切る、って。頼むぞ、大根、今夜は耐えてくれ!朝になったら避難、いや、避寒させるから。

 大根って寒さに強いような、弱いような。水分多い分、温度の変化には抵抗力強いんだぜ。ここらじゃ、真冬の低温でも、米袋に包んだ程度で生き延びる。いや、暖かいより、鮮度は長持ちするくらいのものだ。白菜とともに冬場の健康食卓を断固守ってくれている。一昨日は豚バラ大根、昨日は味噌汁と大根下ろし、連日連夜、お世話のなりっぱなしなんだ。頼もしい!有難い!

 が、氷点下も10℃を超せば、いかな逞しき大根と言えども、凍り付く。一度凍結すれば、瑞々しいジューシーさは失われる。味も歯ごたえも一気に変わっちまう。ほら、寒干し大根の、あれさ。煮てもすぐにぐずぐずになって、もうだらしがない。もちろん、美味くない。思い切って軒先に吊るして、本物の寒干し大根にすればって、思わないでもないが、ここらの寒さじゃ中途半端で、良品はとても無理。それに、干し大根は夏場に作って保存してあるし。

 朝起床、すぐに大根の元に。袋を広げる。おおーっ、元気じゃないかぁ!立派、立派!この寒さ、よく耐えた。小屋の中とは言っても、ネコが勝手に出入りするから戸は開いてるし、そこら中隙間だらけ、ほぼ外気と同じに下がったことだろう。でも、明日からはさらに低温が襲うってことだし、ここは、大根と人参にゃ避難、避寒してもらおう。とこに?家の中か?

 いいや、小屋の中の米貯蔵用冷蔵庫の中さ。ええーっ、冷蔵庫?

 そう、電源はすでに切ってあるんだがな、庫外の方が寒いから。断熱効果がしっかりしてる冷蔵庫は、外が寒けりゃ、保温施設になるってことなのさ。以前、極寒の地?盛岡に住んでた頃に学んだ知恵だ。あの地の寒さは、半端じゃなかった。タオルは外に晒せば瞬時に凍り付いたし、台所の中でも夜間は氷点下だった。だから、冷蔵庫は、凍結防止向けの保管庫だったんだ。

 袋詰めの大根と発泡スチロール箱に入った人参を庫内に入れて、避難・避寒完了。よしっ、これで、春先まで、新鮮な大根を味合わせてもらえるってことだぜ。米にゃ窮屈だろうが、そこは、我慢ね。

 

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