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ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

まだまだ『追いかけぇて!』米沢六郷公演

2017-06-12 07:33:43 | シニア演劇

 全国シニア福岡大会終わって、『追いかけぇて!追いかけぇて!』も、これにて一件落着!なんてことはないんだなぁ。今度の日曜日、18日、米沢市六郷コミュニティセンターで公演だ。

 14時開演、もちろん入場は無料。六郷は、以前にもシニアの『風渡る頃』を上演させてもらったことがある。菜の花座を応援してくれているコミセン、大切にしなくっちゃ。菜の花プラザシニア団の名歌手Fさんのホームグラウンド、まっ、言ってみれば彼の凱旋公演ってところだ。今回の芝居、彼はいいとこどりだものなぁ歌もたくさんあって。地域の人たちにはぜひ見てもらいたいだろう。

 ただ、問題は、演劇用設備が一切ないってことだ。照明はもちろん、吊もの可能なバトンもない。舞台は高さ20cm程度の演台、それもたしか2間×1間半くらいの狭いもの、袖なんかパネルで作るしかない。肖像写真のパネルどうする?大道具の配置は?女優たちの着替えスペースは?ダンスはどこで?場面転換はどうする?課題山積み!

 でも、そこは置農食育ミュージカルで鍛えられてるからね、なんとかする!のはお手の物なんだ。照明や装置の効果に頼らず、芝居の力、役者の力量で、勝負しようじゃないか。

 劇場用に作った舞台を、コミセンのホールで上演するなんて、邪道だ!って言うか、あり得ない!ってそっぽ向く人多いかもしれないが、演劇てのは、本来、そういったものだったんだ。流れ流れて地域を回り、粗末な仮小屋を作って不自由な中で演じ切る。まさに、どさ回り、その精神を大切にしたいと思うんだね。だから、どこだって行く。どんな会場でだって演じる。見たいってお客さんがいる限りはね。コントの出前を続けているのも同じ考え方からだ。意外と、整ったホールとは違うお客さんとの交流が生まれるかもしれない。そいつが楽しみ!そういった心構えで、しっかり準備しよう。

 と、言うことで、明日から稽古再開だ。

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