ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

コース作る楽しみ、そして・・・田舎ランナーの負け惜しみ

2015-03-10 09:43:29 | ランニング
 日々のランニングコース、都会の人らはどう決めてるんだろ?公園とか走ること多いんだろうか?ランニングロードやサイクリングロードも整備されていて、距離表示なんかも万全ってとこかなりあるようだけど、近くにあるとは限らないし、やっぱ、街中を颯爽と走り抜けているのかな?通勤・通学や買い物客でにぎわう街路を縫うように走るってかっこいいようでもあり、恥ずかしくもあり、微妙!って感じるのは田舎ランナーのひが目かな。

 東京近郊に住む友人はランニングクラブの仲間と遠出して、ミニ旅ランとかハイキングラン?なんか楽しんでいて、ただひたすら黙々と走る我がランニングライフとはえらく違うもんだと、いいなぁ!羨ましなぁ!って思うことしきり。走った後の打ち上げは、その土地の有名料理店!だなんて、なんと優雅なことか!

 日々の課題を果たすごとく、あるいは肉体・精神の修養でもあるごとく、ただ一人寂しく走り続けてるからねぇ、僕なんか。走り終えれば達成感もあり心地よい疲労感もあって、やっぱ、いいよなぁ走るのは!ってなるんだけど、いざ一歩を踏み出すのにはちょっとした努力が必要だ。晴天とか春うららとか天候や自然が後押ししてくれるときはいいんだよ。肌寒い、風強い、空はどんより、雨も降りそうなんて時は、走らねばの義務感?だけじゃとても玄関を飛び出せない。たわいなくてもいい、なんかモチベーション必要なんだ。特に長い距離走る時は。

 完走できたら昼からビール?おいおい、そんなさもしい餌で20キロ、30キロ走り通せるもんかい。ロングディスタンスに踏み出す時、楽しみにしているのが、今日はどこ走るかな?って新たなコース創造の喜びなんだな。なんだ詰まらない、そう、実にたわいない。でも、これ本当なんだ。今日は高畠の町中を走ってみようとか、米沢往復で20キロとか、川西吉島を回れば25キロとか。雪が溶ければ、山越えコースも南北に3つもあるし、河川敷ロードも疾走可能だ。もちろん、途中で目にする景色は自然がいっぱい!周囲の山並みや小川のせせらぎ、木々の緑、季節を味わいつつ走ることができる。で、数日前から、あそこ行って、あの角曲がって、橋渡ってといろいろ頭でイメトレして意欲を高めるわけだ。

 昨日、新たなハーフコースを作ろうと走ってみた。途中までは以前走ったコースなのでだいたいの距離数はわかっている。その先ランニング未知の道路を組み込んで戻ってくることにした。足首やら腰に時折違和感を感じたものの、まずは快走。キロ5分30秒で10キロ通過、橋を渡って川西町。次のローソンを左折して、・・・長い、遠い、こんなにあったのか?ここまで。地図で確かめるなんてしてないから、車で走った感覚が頼り、3キロ程度と思ったコースがなんとその倍の6キロもあった。これ誤算、足の方も破産寸前。

 なんと家に帰り着いてみたら、27.4キロもあった。いやあ、こたえた!ハーフ走+αのつもりが、ほぼ30キロ走になってしまった。タイムは2時間40分11秒。ペース5分50秒/km。ちなみにハーフは1時間59分フラット。前回より1分短縮。



 まっ、楽しみには必ず苦い味付けもあるわけで、見込みを超えて苦しむこともコース作りの喜びって納得しなくちゃね。それと我が家発着コースの辛いとこ、ラスト3キロがずっとだらだら上りだってこと。しかも多くの場合向かい風。これも本番でラスト頑張る訓練だ!って思い聞かせてる。さまざま工夫してるんだよ、孤独なランナーは。


 
コメント
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