ステージおきたま

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食育ミュージカル『マー君とキッコちゃんの台所』制作追いこみ

2013-03-24 21:31:33 | 演劇
 置農食育ミュージカル2013『マー君とキッコちゃんの台所』いよいよ尻に火が点いた。公演まで残すは3日。まだ通せない!て言うか、まだ装置も衣装も小道具も完成していない。本当は今日の午前には出来上がって、午後から通しのはずだった。でも、でも、でも、・・・・

 入試が終わって事実上の春休みに入ったのが12日。24日の今日まで、入試結果発表日の17日を除き、すべて朝9時から夜6時までの終日部活動を続けている。部員達よく頑張っている。春休みのほぼ半分を注ぎ込んで、この新作を仕上げているってわけだ。

 決して仕事が遅いということではない。衣装にしてもかぶり物にしても、これまで以上にスムーズに作業は進んでいる。仕上がりも悪くない。なのに何故遅れるのか?それは要求がより高度になっていっているからだ。かぶり物の数も衣装の数も年々増えていく。装置も今年は出入り可能な冷蔵庫と戸棚を作らせている。さらにカウンターやらテーブルもある。パネルは6×7尺の大判のものが4枚。もう、大会作品並みの、いやそれをはるかに超える物量だ。今年はまあ、これくらいで、・・・といった手を抜くことをしたくない。常に過去を超えた作品を作り出したい、そんな思いがこの突貫工事を仕掛け、支えている。

 演技や歌、ダンスの方は、思い切って歌とダンスの上手な新2年生を中心に据えたことが上手く行っている。覚えの早い彼女らが全編通して前で後ろで歌い踊ってくれるので、シーンの仕上がりは、短時間の稽古の割には順調に行っている。今日などその4人のメンバー(新2年来3人、新3年生1人)は基礎トレも含めると7時間以上歌とダンスと演技に明け暮れていた。さすが最後の方は疲れも見えたが、ラストのダンスでも笑顔を絶やすことがなかった。立派!

 他のメンバーも、それぞれの持ち場で終日頑張り通した。休む部員もなく、全員一丸となって本番に向かっている。この調子ならきっと本番の28日には間に合うことだろう。今年もまた、初演は3月末の川西小松農改センターと米沢松川コミセンでの公演となる。

 3月28日(木)は川西町農改センター10:30開演
 3月29日(金)は米沢市松川コミュニティセンター13:30開演だ。

 『マー君とキッコちゃんの台所』子ども達にも保護者の大人達に楽しんでもらえる作品になることだろう。東京公演の話しもちらほらし始めた。

コメント (1)
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