goo blog サービス終了のお知らせ 

ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

試作大失敗!やばいぞ、加工講座第2回

2013-12-06 21:34:07 | 地域文化
 本番一週間前、加工講座の2回目で披露する新製品の試作を行った。製品は、野菜のスイーツペーストと野菜のマシュマロ。役場職員としては、お菓子以外のものを望んでいたようだけど、農家が6次産業として取り組めるとなると、やっぱりお菓子が手っ取り早いかな。漬け物とか味噌とかってもうありきたりだし、なんか、農家のお婆ちゃん手作り!って感じ強くって、新しい起業のイメージに遠いもの。それとお菓子以外の加工品て、やっぱり食品企業の方がノウハウも設備も持ってるもの、競争しても勝ち目はない。担当者からは、置農にある加工機械をぜひ使わせてくれ、って注文あったけど、大したものないし、家庭的な手作り工房には向かないものばかり、あーだこーだ悩んだ挙げ句、今回もお菓子になった。

 役場職員と行う事前試作の一週間前から、毎日我が家で試作を試みてきた。狙いは何にするか、素材を何に絞るか、その扱い方はどうか、分量はどうか、様々気を配って何度も試作を試みた。で、まずは、できた!と思って望んだ事前試作だったんだ。

 それがだよ。なんと大失敗!

 マシュマロは、ゼラチンに加える野菜ジュースの量を勘違いして、とろとろ!!スイートペーストの方はまずまずできたけど、それを利用するサブレが、ペーストと全然相性が悪い!サブレの個性が強すぎて、ペーストの持ち味がまるで生きてこない。恥ずかしい!ある程度自信あっただけに、もうどかーんと落ち込んだ。だって、担当者の顔にも声にも話しにも、これで行くの?って不信がありありだから。でも、精一杯気を遣ってくれて、本番の持ち方について、あれこれと打ち合わせをしてくれる。でも、この気遣いが尚のこと屈辱的!さらに、来年もお願いできますか?ってそんな、この失敗カバーできなくて、何が来年?

 もう一回、家で試作してみます!て暗い気持ちで言い逃れて、辛い半日が終わった。

 翌日から1日の半分は試作の時間と決めて、一つ一つチェックを繰り返していった。マシュマロは、失敗の原因がわかっていたので、誤った部分を訂正しながらさらにより良い仕上がりとなるよう工夫した。ホウレンソウのマシュマロなど、アルミの鍋で煮ると褐変するってことがわかったので、ガラスボールとホーロー鍋を使うようレシピを手直ししたりした。

 でも、問題は、野菜ペーストを挟む米粉サブレ。サブレ自体が美味しくて、ペーストなんていらないんだな。これじゃ、何にでも使えますよ、野菜ペースト!って売り文句も引っ込めざる得ない。なんとか、野菜ペーストの利用法を納得してもらう製品を考えなくちゃ、ってことで、いろいろやってみた。サブレの配合を変えてみたり、カップケーキに練り込んでみたり。これは写真のように上手く行った。

Photo


 でも、これってよくある手だよね。もっと、これなら!ってもの考えないと、・・・・・

 試作を続けること、4日、いよいよ最終締め切り日。役場からは、材料を揃えたいが、何か変更はないか?との問い合わせ。待って!待ってください。今日一日、考えます。作ります。明日の午前中にはレシピ上げますから、待って!

 最後の望みは、前回作った米粉パイ。薄くのばして何枚にもしてバターを挟んだその一枚でペーストをサンドできないか?さくさく、あるいはぱりぱりの食感で、中からは彩り豊かな野菜のペースト。前回は、練り込みにバターを使ったが、これが癖が強かったので、ショートニングに変える。卵の量も減らす。となると、焼き上げ後堅くなるのが米粉なので、砂糖を増やす。いろいろと考えてレシピをデザインしてみた。

 できれば、薄くのばして抜き型で抜いて形を作りたい。となると生地は柔らかくか?で、やってみる。べたべたで抜くどころじゃない。作業台にへばりついて取れもしない。そこで、生地を堅めに作ってみると、今度は、焼き上げた製品がぱさぱさのガチガチ。再度、配合を吟味して試みる。でも、柔らかい。

 そうだ!冷蔵だ!前回も生地を冷蔵した方がいいと、僕自身アドバイスしてたんだっけ。ということで、こね上げた生地の形を整えケーキの敷き紙に包んで冷蔵庫で冷やし固めた。

 2時間後、取り出して、恐る恐る包丁を当ててみると、おおーっ!切れるじゃないか!なんと2mmなんて薄切りができた!この木の葉型の薄切り一枚を天板に乗せ、そこにペーストを塗って、もう一枚の生地でフタをする。いいねぇぇ、なかなかいい。問題は、焼いて中のペーストが溶け出さないか?だ。

 焼き上がった製品はグー!だよグー!

 まっ、形や焼き上げ温度なんど改善点は多々あるけど、それは講習会参会者が工夫するべきこと。まずは、一つのヒントを上げることにはなったと思う。さぁ、明日は本番だ。

 ってことで、再試行したマシュマロとペーストの画像のみ上げておこう。苦心したペーストサンドの方は、明日の本番を待ってからね。



 






Photo_2







Photo_3




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

役にたったかな?川西農産加工講習会

2013-11-12 14:41:00 | 地域文化
 場違いって感もある。今更?って疑問も当然だ。でも、つい半年前まで、置農でお菓子作りの日々を送っていたわけだから、まっ、あってもいいか。農産加工チャレンジ講座の講師。

 役場の六次産業室の主催で、農家の嫁さんや、加工や起業に興味関心のある女性達10が受講生だ。在職中も何度かこの手の講座を担当したことはあるが、その頃はどちらかと言えば、暮らしを豊かに!が目的で主体は中高年の女性達だった。ところが、今回の中心は30代、あわよくば仕事にしたいって志を持った人たちが多かったようだ。目がぎらぎらと輝いて、ってほどではなかったけど。

 さて、そんな意欲満々の人たちにいったい何教えるって言うの?気楽に引き受けてみたものの、はたと行き詰まった。売れるもの!って条件がつくわけだから、これまでの置農で作ってたスイーツで誤魔化すってわけにはいかない。2回の講習のうち一回目は米粉と紅大豆でお菓子。手慣れたフィールドってところ。

 1ヶ月前からアイディアを練り始めて、試作すること8回。紅大豆のクリーミー餡とそれをフィリングにしたカップケーキとパイを作ることにした。

 紅大豆を餡にする試みはこれまでお菓子屋さん初め様々な人が取り組んできた。でも、あの特有の豆臭さと色合いの地味さが商品化を阻んできた。そこで、思い切ってバターを大量に練り込んだクリーミーな餡を作ってみた。スイーツポテトの紅大豆版って思ってもらうと間違いない。色合いは土壁色で冴えないが、味の方はなかなかのもの!そのまま焼き菓子にしても、ソフトヌガーにしてもいい美味しさだ。これを米粉100%のカップケーキに流し込む。カップケーキは、ふんわりと口当たりのよい柔らかさを目指したので生地が柔らかく、餡が底まで落ち込んでしまうのが難点だが、まずまず一般受けする川西特産品ケーキが完成した。

 パイの方は、ひらめきアイディアで勝負した。最初、定石通り米粉生地でバターを織り込んでみたが、生地とバターの馴染みが悪くて、上手く折れなかったり、焼くと溶け出したりと散々だった。そこで、ぴかっとひらめいたね。バターたっぷりの餡を間に挟んでしまえばいいじゃん!それも無理に折ろうとせずに、生地を分割して薄いシートを作って、クリーミー餡を塗っては重ねていく。こうすればなんなく層ができるわけだ。お見事!さらに、柔らかい米粉生地の伸し方、これも名案がびかびかって稲妻のごとく降ってきた。ラップを使う!広げたラップの上に生地を広げて上もラップで覆い、麺棒で伸ばす。ほれほれこうすると楽に薄い米粉シートができるでしょ。そっとラップを剥げば、きれいなシート生地!

 この層を6層にし、スティック状に切って焼く。でも表面が味気ないので白ごまをまぶし飾りと味わいのアクセントにした。短時間の講習のため生地を冷蔵して休ませることができなかったので、きれいな層にはならなかったが、味も歯ごたえもまずまずの製品が仕上がった。

 今回の出来ではまだ即商品というわけにはいかないが、自分で仕事にしようっていうなら、後は工夫の積み重ねだろう。ヒントは十分に差し上げられたと思う。クリーミー餡をじんだんにしたり黒砂糖餡にしたり白あんにしたりすれば、同じお菓子で楽しくカラフルな詰め合わせができる、なんてことも教えてしまった。

 自分でやりたいって思いも以前はあったけど、今はもう、芝居とステージ制作が本業になってしまったから、時折こんな仕事を引き受けてアイディア振り絞るってあたりがちょうどいいかな。なんて、気楽に言ってるけど、アイディアがやってくるまでのストレスは並大抵じゃない。今回は上手く行った。でも、次回は野菜の利用!ハードルって言うより棒高跳びのバーくらいに高さが跳ね上がった。これから1ヶ月、寝ても覚めても野菜、野菜とうなされる日々が続く!てほど考えとゃいないけど。

 

 

 Photo






Photo_2









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修学旅行生コントで歓迎

2013-06-14 16:47:59 | 地域文化
 さてさて、どうだろう?通じるかな?中学生に。

 愛知県東海市の修学旅行生歓迎のコント、本番だ。

 ここまで、8回の稽古で練り上げてきたから、全員演劇初体験の米沢市職員とは言え、なかなかの出来に仕上がった。会場の周囲には、中学生に玉こんにゃくを振る舞いたいと集まった山上地区の人たちも観劇だ。

Photo


 2回のリハーサルを済ませて、準備万端整った。拍手で迎えられる中学生。








Photo_2


 どこか表情が硬いぞ。ただの見学先のつもりで入ってきたら、周囲は大人がぞろり!だもの。整列済んでセレモニー、神社の神主さんも大張り切りで祝詞上げて記念品までプレゼントしていた。

 さて、いよいよ本番だ。AKBの音楽に乗ってキッコちゃんの登場だ。声も大きい表情も弾けてる、なかなかいい。



Photo_5












 でも、観客は反応なし!続いて鷹山公の登場。一生懸命見ているのだが、表情には表れない。周りを囲む大人の方は、上々の反応なんだけど。中でも兼続の腰巻きのギャグでは、バスガイドたちが大騒ぎ!でも、生徒達はなにか?

 


Photo_3


 平洲先生を呼ぶシーンでようやく少し声が出た。そして、最後の質問タイム、ここでは、さすがにちょっとどよめいたかな?うーん、やっぱり中学生の場合、客に絡まないとダメなのかな。彼らの仲間をだしに使うしかないのかな。後は、流行りのタレントネタ、でもねぇ・・・・・









Photo_6


 難しい!中学生は。ノリのいい生徒が何人かいると違うのんたげどね。今回の子ども達は全体におとなしかった。よくよく指導が行き届いているって感じ。先生方も真面目な方が多かったように感じた。多分、この学校の持ち味なんだろう。神社の境内、地域住民の包囲、って圧迫感のある環境も生徒達を萎縮させていたんだろう。

 でも、どんな観客であろうと、どんな環境であろうと、笑わせようって思ったら、笑わせられないといけない!!!僕の力不足ってことだ。

 そう、役者たちはよくやった。引率の先生や地区の人たち、市職員なんかには大いに受けていた。終演後、即座に敬老会への出演を依頼されたくらいだったから。

 ケーブルテレビも密着取材で、役者さんたち晴れがましくインタビューに答えていた。やり切った充実感が溢れていた。




Photo_7


 修学旅行生をコントで歓迎する試み、思い切ったよね。市長のアイディアも良かったし、それに答えた市秘書広報課の職員も立派だった。これが米沢市のちょっとした財産になれば素晴らしい。問題は、中学生をどう引き込むか?だな。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雰囲気出るわぁ!羽黒神社ゲネ

2013-06-04 22:50:32 | 地域文化
 米沢市が提携先の東海市、その修学旅行生へのプレゼント企画。コント『鷹ちゃんと兼ちゃんと平洲先生』、ついにゲネプロにこぎ着けた。本番会場の米沢市は関根羽黒神社。どうです、この重厚な佇まいは!


Photo


 なんと!この崇高な社殿で、コントやってしまおうって言うんだから!いいのか?そんな罰当たりなことして。場違いな音楽がががーんとなって、司会者役が踊りながら登場。



Photo_4







 さらに、威儀を正した鷹山公、さらには甲冑姿の兼続さん、最後は平洲先生まで登場して、こうだから。





Photo_2


 なんじゃ?これは!ってもんだ。中学生、あっけにとられることだろうな。笑いの中に鷹山公や兼続の事蹟、平洲先生の教えなんかも盛り込んだ。僕としてはもっとはちゃめちゃに行きたかったけど、そこはやっぱりお役所の仕事だから、この程度の弾け方で我慢するしかないかな。


 初めて戸外に出ての稽古で、声が届くか心配だったが、皆さん、しっかりと腹から声が出ていて、これなら生声でも十分勝負できる。演技の方も、かなりふっ切れてきて、恥ずかしい振りや台詞もノリノリ?で乗り切れるようになってきた。

 これまでは会議室での稽古ということで、平面での動きで通してきたが、現場に来てみれば、社殿前にはお誂え向きの階段。







Photo_3


 これは使わない手はない、ってことで、その場で階段を下りたり上ったりと激しい動きの芝居になった。一段が30センチ以上あるから役者にはかなりなハードワークかもしれないな。

 あと2回の会場での稽古、しっかりと本番舞台に慣れて中学生をぐぐっと引き付けられるコントにしよう。本番ではメイクもするし、照明も準備することにした。さらに引き立つこと請け合いだ。大きな評判を呼ぶことだろうな。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本気だぜ!米沢市

2013-05-01 20:41:58 | 地域文化
 米沢市の秘書課からメールが届いた。愛知県東海市の修学旅行生歓迎のコント、その稽古スケジュールだ。連休明けから本番の6月13日まで、ほぼ週1~2日のペースで、なんと全7回!それも初日を除きすべて13時から17時までの1日4時間というハードスケジュール!!

 うーーーん、本気だぜぇぇぇ!

 そりゃそうだ。わざわざ米沢まで来てくれる中学生、いくら友好都市米沢だからって、鷹山公と平洲先生との言われなんて興味ないと思うよ。なんで米沢にやぁよ?とか、神社なんて止めてちょ!なんて思ってるに違いないんだから。そんな見る前からうんざりしてる中学生に歴史に題材を取ったコント見せちゃおうってんだから、いい加減なことできないよ、たとえ10分間と言えども。間違いなく真剣勝負だね。稽古、稽古、稽古あるのみ!

 どこからだれからこんな危険なアイディア出てきたのか知らないけど、中学生にコントって!!!あのしらけ度NO1の中学生にだよ、担当する秘書課員は不安で一杯だろう。もちろん、全員が演劇初心者だって、こりゃびびるわ。このくらいびっちり稽古しなきゃ、あざ笑われて、冷たい視線に晒されて、挙げ句は無視されて、いたたまれぬ10分を夢中で耐えて終わり、ってことに成りかねないもの。

 公演前なので台本を公開するわけにいかないのが残念だけど、面白く書けたと思ってる。舞台回しのFMラジオパーソナリティはマンガで事前学習するお馬鹿キャラ、鷹山公はどこかずれてるお殿様、兼続公は、鷹山公を鷹ちゃんと呼ぶお調子者だし、平洲先生も大学者の威厳はない。そちこちでギャグを連発しつつ、史実を踏まえて学ぶべき所は学んでもらう。さらにさらに、観客も劇に呼び込む仕掛けもある。

 そう!問題は役者たちがどこまで役に食い込めるか?ってところだろう。なので、この稽古量、大いに歓迎だ。じっくり、びっちり取り組んで、難しぃぃぃぃい中学生の笑いを取ってやろうじゃないの。今年は事情があって一校だけの公演になったけど、来年からはスルーした他の学校からも依頼がくるようになってやろうじゃないの!

 さあて、どんな人たちが生け贄になったのか?早く諦めて、やけっぱちになって楽しんでくれるといいけどね。受ければ楽しい!これ絶対!!楽しければ病みつきになる!これマジ本当!!地元の中学生にも見せちゃおう、なんてことになるといいんだけどね。

 頑張ろう、まだお会いしてないお仲間たちよ!役者たちよ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする