泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

実は、国会から目をそらすための謀略か!?

2014-06-22 00:07:56 | 丹下一の泡盛日記

来客があったので一緒に晩ご飯。
横浜といえどもそこそこの鯵が手に入る。
おろすのが下手で刺身に引けないが、たたきでごまかし、つみれのお汁に。

都議会の「セクハラヤジ」やそれに対して「歌舞伎のかけ声と同じ」などという情けないにもほどがある発言も。
この都議も、どうせ歌舞伎も能狂言も見たことがないのだろう。
それとも、もしかして、これは国会の方に目を向けさせないためには、サッカーWカップだけでは足りない、との謀略指令なんだろうか!?
自分でさえ8時からテレビ見たのに、なんかなあ。。。。
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これがうやむやになったら本当に情けない!

2014-06-20 09:29:11 | 丹下一の泡盛日記
20世紀末に、熊本県議長が女性議員の胸を揉んだ事件があった。
抗議する女性議員に対して「おなごにはこんくらいしとくのがよか」とほざいたとか。
どこかの男が(いるのかどうかしらないが)自分の妻や娘、または息子に同じことをしても、鷹揚にかまえて同じことを言う人なのだろう。
これはセクハラなんてカタカナ語で誤摩化している場合ではなく、りっぱな婦女暴行だと思うのだけど彼が逮捕されたという話は聞かなかった。
これが当時の日本の実態。

21世紀も14年が経った、しかも首都の議会の場で女性議員に対し同じレベルの野次が飛ぶとは。
(触るのと言葉だけは違う、とは思わない。議員は言葉の力を信じているのが基本/タテマエだ。もちろん自民党の議員は「金目」を信じているんだろうけど)
情けなくて話にならない。
そういう情けないおっさんが未だにいることはわかっている。
そして議員をやってる中にいることも。
もっと情けないのは、自民党がそれをうやむやにしようとしていること。
誰の発言かはわかっているはず。
声紋でチェックしようとする動きがあるらしいが、その前に自分で名乗り出る勇気もないだろう。
党内できちんと対応する気もない。
「金目」(これってどういう意味なんだかわからない。国の大臣がまともに日本語を使えない。実に悲しい)で世間を縛っておけば大丈夫と思っている。
国民もなめられたもんだ。
その場にいた都知事はにやにやしながら見ていたそうな。
「女性の社会進出をサポートする」という発言と、女性が公の現場で言葉の暴力を振るわれているのをにやにやしながら見ていることが彼の中で同居している。
しかもその女性は少なくない有権者を背景に立っていた。
精神的に分裂しているとしか思えない。
でなければ、有権者をなめきったただの嘘つきか。
これがうやむやになったり、ましてや引き延ばされるようなことがあったら、本当に情けない。
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長い一日

2014-06-19 23:48:20 | 丹下一の泡盛日記
木曜日、朝FBをみていたら上野の「バルテュス展」がもうすぐ終わり、と。
こらいかん、とシャワーを浴びて髪を洗い、すっきりして出かける。
まずは南太田まで歩いて、稽古場の手続きを終え、上野へ。
小腹が空いてきたのだが手頃な食べ物がない。
お弁当作ってくればよかったと後悔しつつ、なんでこんなスパゲッティとコーヒーのセットで980円も! と。
あ、パスタは美味しかったんだけど、ちょっと高い。
腹ごしらえをしてバルテュスに立ち向かう。
実は本物をみるのは初めてなのだ。



上野は緑が美しい。

バルテュス、初めて見たとき(大学生だった)の衝撃はないけれど、その代わりに彼が描こうとした「光」がわかる。
少女の肌の光、も。
1回見終えて、もう一度見たい作品だけ見直した。
それにしても50歳目前にして20歳の大学生に出会って、結婚。65歳で長女誕生。
やるじゃねえか。。。。
ロッド(スチュワート)といい、バルテュスといい、本当に西欧人ときたら(-_-;;;
まあ、娘が27歳になるまで生きたんだから大したもんだ。

お腹がというよりも身体が納得できずに上野駅近くで400円の立ち食いソバ。
ものすごく納得♪
で、京橋へ。
ヒグマ春夫さんが出品しているグループ展へ。
彼の平面は初めて見た。
おしゃれだ!


その後、近くだったことを思い出しこんなところへ。
資料室の本の山が嬉しい!
次々にざっと目を通していく。
そして、ここではムックリもトンコリも触ることができる。
トンコリ、はじめて弾かせて(触らせて)もらった。

お次ぎはシアターχへ。
「つくり話」のシンポジウム。
シェイクスピア、イエーツ、ベケットそしてカントル。
この長い一日の締めにふさわしい最後。
いやあ最後の最後に盛り上がってよかったです♪

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史上最大の作戦/The Longest Day

2014-06-18 12:28:12 | 丹下一の泡盛日記

なぜかこんなものを食べることもある。
予定がキャンセルになり、時間に余裕。
雑事多いに進む♪

そして、録画してあった「史上最大の作戦/The Longest Day」をみる。
なかなか終わらない。
長い。
だけどドキュメンタリー調なところが意外で、面白くみた。
投降しようとしたドイツ兵の言葉がわからずに撃ち殺してしまう場面、
「プライベート・ライアン」でスピルバーグが同じ場面を作っていることを思い出した。
リスペクトなのか、チャレンジなのか。

そして、この映画の中でも「Change」という言葉が使われている。
アメリカの戦争ものでよく出てくる台詞だ。
この映画の中では(たった一日の闘いで)俺って「Change/成長したのかな?」という風に使われている。
この一言が若者に届けばいい、と思って作ったのかもしれんなあ。。。

個人的には、レジスタンスを演じた仏女優をどこかでみたことがある、もしかしてと思って調べてみたら、
やっぱり子どもの時みた「シシリアン」でアラン・ドロンとラブシーンを演じていた女優だった。
11歳か12歳で色っぽいシーンにどきどきした。
子どもの頃の記憶って忘れないんだね(^o^)/


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久しぶりの相鉄本多劇場

2014-06-16 23:35:28 | 丹下一の泡盛日記
先日、井村昂+猪股俊明の最強タッグ、しかもチェーホフという舞台を見たとき、
演出の小林さんから相鉄本多劇場での劇サロンのお誘いをいただいた。
話には聞いていたのだけど、何よりも今年で閉館するとのこと。
これは行かねば、あの空間をもう一度、と出かけた。
なんせ会費100円。
持ちより、というのでワインを一本。
自分同様に誰も知り合いがいないらしい人に声をかけてご一緒していただく。
自己紹介の時間が始まり、どんな人たちが集まっているのか理解。

自分がこの劇場に立ったのは、1996年に2回、そして97年に。
それと当時横須賀を拠点にしていた劇☆派主宰のワークショップに代理講師で来たことがある。
17年も前のこと、と思うとなんだか年寄りになった気分でいかん。
当時、担当はたしかSさんという若い方で、無理なお願いばかりの自分たちの話を親身になって聞いてくださった。
そんなこんなを思い出していたら、仕事仲間の夫婦が来場しているではないか!?
そして、プレイバックシアターをやっている、という若者も。
ちゃんとつながるもんなんだなあ。
最初に声をかけたIさんの話もすごく同感できる。
しかも彼が芝居を始めたのは、新宿の自分の故郷のすぐ近く。
若い芝居もんたちの、もうどうしようもないようなエネルギーに触れるのは楽しい。
ふふふ自分の中にはもっと危ないエネルギーが潜んでるんだもん!
(競い合ってどうする。。。)

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プレイバッカーズ合宿2日目

2014-06-16 13:13:17 | 丹下一の泡盛日記
初日夜の懇親会は、こんなお部屋で。

教室じゃん!?
いいのか、ここで飲んで?
なんかPTAの気分。。。
で、飲みだすとあっという間に絶好調なわしらなのだった。


2日目が始まる。



午前中のセッションを終えてランチは、おお! 炒麺ではないか!
盛りつけ担当。
えりちゃん(高橋江利子)、ぽそっと「これ大好物だから、他人が盛りつけると気に入らないんだよ、きっと。。。」。


美味しいランチの後は、森の道を歩いて展望台へ。

昨日、遊んだ浜辺を見下ろす。
朝は富士山が見えたそうな。
先日の熱海に続けて、心身ともにリフレッシュ。
このさわやかな緑と風は最高だ。

もちろんプレイバックの後はへろへろに疲れて帰宅。
電車の中で寝過ごさないように必死だったのだけど、とにかく風呂で髪を洗う。
洗ううちに身体が軽くなっていくのがわかる。
不思議なもんだ。
そして、さっきまで布団に倒れ込みたかったくらい疲れを感じていたのに。
風呂でさっぱりしてしまうと、自然に冷蔵庫を開けて、ぷしゅ♪ してしまうのだった。
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プレイバッカーズ合宿ワークショップ初日

2014-06-15 19:57:25 | 丹下一の泡盛日記
二日酔いの頭と大荷物抱えて京急線に。
いつもと反対の方向、三浦半島の先端へと向かう。


三崎口の駅は、桜並木の緑が一段と濃くなっていた。
写真を撮っていたらあきちゃん(小森亜紀)がひょっこりと。
プレイバッカーズの合宿ワークショップに全員集合。


三浦ふれあい村は初めての場所。
バス停からこんな風景の中を歩く。
汗が出る陽気がかえって嬉しい。
晴れて良かった。


公衆電話ボックス。


今回はミュージシャンとしての出番が多かった。
楽しい♪






夕食の後、海岸まで散歩。
近くになって気がついた。
あれ、ここ知っている!
以前逗子にすんでいた頃、何度か来たことがある。
さすがに様々な思い出が浮かぶ。。。


夜はこんなお部屋で懇親会。
PTAみたいだな。
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「あれから40年が経ったんだぜ」

2014-06-15 19:41:47 | 丹下一の泡盛日記

金曜日、家の中の「片付け」は続いている。
夕方、一段落させて高田馬場へ。
ここは自分の故郷と言ってもいいエリア。
高校の同級生2人と会う。
この居酒屋は自分たちが年に2回くらい2階の座敷を借り切って宴会をしていた店。
はい。
高校生でしたが、何か?
T曰く「俺たちが落としていった金でこんなビルにしやがって」。
そんなわけない。
だって高校生でも払えるくらい安い店だったんだもん♪

そしてこの3人はワルシャワに行ったことがあることが判明。
Tなんか、1982年、ワルシャワから行き先を間違えて乗った夜汽車から真冬の雪原に突き落とされ、マイナス30度の中を5時間歩いた体験を持つ。
早く本に書いてほしい話がたくさん。
Tがふと言った。
「そういえば、俺たち合ってから40年経つんだぜ」。
自分たちの高校は3年間クラス変えがない。
そして、全員が早稲田大学に進学した。
40年かあ。。。。


盛り上がっているところに、結婚記念日だというので「来なくてよろしい」と伝えてあったKが奥さんつれて登場。
「女房と銀座で飯食ってたんだよ」。
「だから、来なくていいって言ったのに」。
自分はこの3人全員の結婚式に出ている。
そして、自分たち3人は、この奥さんの苦労を知っているので、こんな日くらい、と思ったのだ。
もちろん奥さんも一緒にあっという間に盛り上がるわしら。
なんて幸せなんだろう♪
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声だけ出演の「水のをとめ」

2014-06-12 23:57:56 | 丹下一の泡盛日記

夕方、両国のシアターχ(カイ)へ。
週末から始まる国際演劇祭。
松川事務所の公演に声だけで参加している。
「水のをとめ」
6月15日(日)会場:シアターχ
その舞台稽古に立ち会う。
笠井さん演出の「古事記」にも名前が出ているのですが今回は出演していません。
ごめんなさい。。。。


てなわけで自分の声を聞きながら稽古を見せていただく。
実は昨夜、様々なことがようやく動いた。
またあてもなく一歩を踏み出したのだ。
闘いモードで稽古に立ち会ったもんだから。。。。
もうお恥ずかしい。
飲み屋で盛り上がってしまうわし。。。
まあ、一応松川さんは2回ほど演出させていただいているから。
飲まないと(酔わないと)言えないのか!
そこは上海人の中華料理屋で、北京語で話すと北京語が返ってくるのに授業員が話す言葉はわからない。

そしてなんだかわからないけど「打ち合わせ」という飲み会が続くことになりそう。
「身体はひ弱だけど肝臓だけは丈夫。ご両親に感謝しなさい」と言われたことがある。
もう少しもってね、肝臓♪
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葉付き人参をみると買わずにはいられない

2014-06-11 22:40:35 | 丹下一の泡盛日記

都内某所を歩いていたらタイ古式マッサージのお店から女性が出て来て、プレートを地面に置いた。
しゃがみ込んで、なにやらじっと唱えている。
これがそのお供え。
そのまま手に取って食べられそうな。あ、誰か待っているかもしれん。
うちのお供えなんか比べ物にならないくらい豪華。


帰宅途中に寄ったスーパーに葉付き人参が。
ゆたかな緑の葉を見ると買わずにはいられない。
つまり、葉が欲しいのだ。
刻んでごま油で炒めたものが、ものすご~~く玄米に合う♪
細かく刻んで熱したごま油で炒め、出し醤油と醤油をかけ回しただけ。

三本分からこれだけの葉の炒め物ができる。
本当はもう一瓶あったのだ♪

部屋の中の「片付け/リセット」は続いている。
自分を刺激してくれたたくさんの本が箱から取り出されている。
そして、基本のテキストを読み出す。
妄想の日々が再び始まる。
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