泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「死者の書」稽古、いよいよ佳境に

2014-04-26 09:31:36 | 丹下一の泡盛日記

世の中はゴールデンウイークに向かっているらしいが、自分には全く関係ない。
「死者の書」の稽古はいよいよ佳境に入りつつある。
どれくらい「佳境」かというと、最後に残った自分がついに台本を手放したのだ。
こうなると、実はもう大概の他のことは手につかなくなる。
(だからご飯もいい加減になっている)
もちろん2週間を舞台だけにかかり切りになると、実生活が大変なことになるので。
それでも今月の「お仕事」は後2本だけ。
5月に入ったら10日間を走りきる予定だ。
それほどにこの「死者の書」、そして能舞台は重くて大きくて深い。

この舞台は女優の故・関弘子さんの七回忌のために上演される。
実は、関さんのアドバイス、というか「叱責の声」は今でも自分の中に生きている。
ちょっと気が緩んだ時など(そんなんばかりだ。。。)に「動いちゃだめ!」とあの声がよみがえる。
時には本当に聞こえたような気がするときもある。
3年前と4年前には、関さんが舞台上にいるのを(勝手に)感じた。
今回もきっと会えるだろう。
5月11日(日)15:00 東京・表参道の銕仙会能舞台にぜひお立ち会いいただきたい。


そんな時に、昨年から抱えている大きな「宿題」を終わらせなければならないことに。
これはこれで大事なんだけど、ずっとパソの画面見つめていると、過食になる。
ただでさえこの頃太り気味なのに。。。
コメント
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