泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「教育の成果」なのか

2014-02-13 14:08:22 | 丹下一の泡盛日記
昨日は終日家にいて録画してあった映像を見続ける。
ある場面だけ見ておけばいいのだけど、まあ全体チェックしないと。
で、倍速で見ることになる。
アマゾンで注文しておいた漫画もどっと届き、こちらも楽しみ。

都知事選でネトウヨがはじめて実体となって出現した感がある。
自分は右も左も極端なのが好きではない。
大体が凡庸で平穏なのが好き。(誰が言うとんのじゃ! と自分で突っ込んでおきます♪)
ネットで大抵は匿名で書き込まれている韓国や中国への悪口にはただ不快感を感じるだけ。
そして、ナチスのユダヤ人狩りを思い出してしまう。
これもここ数十年の「教育の成果」だと自民党の人たちは大満足だろう。
自分はもう少し大きな視点から歴史を理解してほしいと(かつての)「娘」たちや若い友人たちには伝えてきたつもりだ。

東アジアの緊張状態が高まらないように、またはウクライナやグルジアの色の名前のついた「革命」や
最近のシリアやイエメンのように国内を二部するような紛争状態に陥らないよう切に願っている。
そんな状態になったら日本はただの「捨て石」として扱われるだけだ。

いつだったか小さな居酒屋のカウンターでサラリーマンらしい二人連れが飲んでいて
「北方領土で自衛隊とロシア軍が交戦状態になったら面白いだろうなあ!」
「そうだね!」と話していた。
その場合アメリカ軍が即座に動き、自衛隊の代わりにロシアと交戦状態に入るというのが彼らの想定なのだった。
米軍は出動せず、自衛隊だけでは人手が足りないので徴兵法が成立し自分たちが戦場に送られる、などとは微塵も想定していない。
彼らは喜び勇んで出陣して行くのだろうか。
本当の「敵」は別のところにいると思うのだけど。


コメント
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