泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「死者の書」の稽古

2014-02-22 01:53:33 | 丹下一の泡盛日記
朝、都内に出て懐かしの稽古場で懐かしのチームと稽古。
故・関弘子さん追悼で弟子たち「すずしろ」の3人が中心になって上演した「古事記」に参加させてもらったのは2010年のこと。
その後、2011年に一部を再演。
今回もその流れで、同じ青山の銕仙会能舞台で折口信夫の「死者の書」を上演することになった。
なんせ原作があまりに巨大で、もう大変なことになっている。
そして、20代からの女優3人との時間は本当に楽しい。
不思議なことに台詞がすいすいと入ってくる。
本番は5月11日。
乞うご期待!

稽古終了後、場所を移して井村昂さんと打ち合わせ。
こちらは3月に樋口一葉原作の舞台を上演。
自分は舞台監督で参加。
もちろん「井村組」なのでチラシにはなじみの名前がずらりと並んでいる。
楽しみだ。
井村さんとは、色々な話ができるのが嬉しい。
それにしても「こないだ***が亡くなって」の話が増えた。

明日の夜は江ノ島でプレイバッカーズの合宿稽古。
20周年企画で全国で合同公演をご一緒するグループも参加。
楽しみだ♪

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事務仕事だけしてるのに何故腹は減るのか。。。

2014-02-22 01:35:35 | 丹下一の泡盛日記
木曜日、自宅でわらわらと事務仕事に追われる。
それにしても肝心なことが大抵後回しになってしまうのはいかがなものか(-_-;;;
パソを叩いたり書類を封筒に入れたり、ファクスを送ったりしているだけなのに、なぜ腹は減るのか。。。



ツナのディップでトーストのサンドイッチ。
我ながら旨い、と思う。
齧りながらパソに向かう。


そして、ツナ缶は一人分には多い。
余ったディップは夕方、ジャガイモのクレープを焼いて一緒に食べた。

録画したあった「ブーリン家の姉妹」を観た。
10年以上シェイクスピアの朗読会に関わっている。
歴史物などではこの映画の時代のちょっと前までが題材になっている。
以前はシェイクスピア作品を映像で見ることはあまり無かったのだけど、これは(シェイクスピアではないけれど)実に興味深く、面白く観た。
ヨーロッパの美術館で観た当時の絵画を彷彿とさせる映像はかなり美しく完成度も高い。
お辞儀などちょっとした儀礼の仕草、食事の場面の食器や座り方など、一つひとつがシェイクスピアの戯曲の場面やその雰囲気を思い出させてくれる。

その後、CGで復元された江戸城の画像の番組をみる。
こちらも非常に興味深かった。
大名が将軍に謁見する時に最初から最後まで顔を上げてはいけない、とか。
外様の南部藩主は部屋の外の廊下で平伏し身体を左右に揺する、とか、また「雑学」が増えた♪
笑ってしまったのは、大奥で将軍の前に女性たちが集められて平伏するのだけど、同様に顔を上げることが許されなかった、という話。
将軍は、きっと女性たちの顔を見たかったろうにねえ。
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