泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

ソチ五輪閉会式に大感動

2014-02-26 10:47:10 | 丹下一の泡盛日記



福岡で天女座との公演を終えたあかるちゃんが横浜に。
中華街で会うことに。
いくつもの門を抜けて待ち合わせの関帝廟へ。

ベジタリアンのあかるちゃんのために横浜中華街でただ一軒の素食料理の店へ。
中華と言えば素食、とも思うのだけど、一軒しかないのは残念。
香港辺りだと数ブロックに一軒はあるんだけどな。

12月以来の再会で話すことはたくさん。
ランチの後は悟空でお茶。
そろそろ解散と歩き出したら「おなか減ったあ」というので盛好苑で晩ご飯。
ゆっくりと時間をかけて話すことができてとてもよかった。

帰宅してソチ五輪の閉会式の録画をみる。
ショーのスケールの大きさに感動。
図書館での多くの文学者の登場とモスクワ+サンクトペテルブルグのバレエ団の演技が嬉しい。
日本の五輪のショーで舞踊またはダンスの発想はあっても文学者はあるだろうか?
そして、次期会場の韓国のパート。
一人の男性(韓国/朝鮮の歴史を象徴する)がゆっくりと歩み出て、天から降りて来た琴(伽倻琴)を弾きだす最初の場面が印象的だった。
日本でも同様に、かつて琴は神とつながる特別な楽器だった。
「古事記」には神意に逆らった天皇が琴を弾きながら絶命する場面が出てくる。
そして「かつて/だった」と過去形で言わなければならないことが残念。
今でもお正月に琴の音があちこちで流れてくることにその残滓を見る思いがする。

そして、あの五つ目の輪が開いていく場面に大感動。
開会式のアクシデント(マスコミは「ハプニング」という言い方でお茶をにごしているけど)を素晴らしい演出でプラスの場面に変えた。
この大逆転の発想が心に刻み付けられた。


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