泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

無事帰国

2008-05-19 02:03:28 | 丹下一の泡盛日記
 ソウルからの便が遅れて結局飛んだのは21:40.羽田に着いたら23:30.航空会社がアレンジしたバスで横浜。そしてタクシーで帰宅。(後日、会社に請求書出すのだ)
 今回も濃い旅だった。とりあえず舞台は2本。そのうち1本は2回観た。

 留守は娘3が家にいてくれた。帰宅すると家の中がすっかりきれいに掃除されていて気持ちがいい。ありがとうK子♪

 今回は羽田~金浦を往復。久しぶりの金浦空港。大きなショッピング・センターができていた。そこにかわいい子犬を抱いた女性が。あまりにかわいかったので写真に撮らせてもらった。
 この子は彼女の犬ではないそうだ。携帯でうちの3匹を見せたら自分のパグ犬の写真を見せてくれた。

 16日(金)出発前に悲しい知らせも受けた。明日から仕事に復帰。留守中、メールがたくさん溜まっている。
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下北沢で水のストーリー

2008-05-16 00:42:54 | 丹下一の泡盛日記
 朗読会の衣装の打ち合わせ、春らしくピンクとか紫とか、なんて話から始まった。「丹下さん、あの紫のジャケットで」なんてメールももらい、リハーサルに行くと、女優2人はピンクでいくという。
 「じゃ、自分も」なんて言ってるうちに春らしいというか、演出だけ派手というか、楽屋でわいわい。誰が一番派手か写真で確認する、と言って撮ったのがこの写真だ。

 天女座の紫帆さん、とんちゃんも来てくれてうれしかった。本番はちゃんと降りてきたからOKだった♪

 木曜日、仕事で忙しくしていると、川崎初夏さんからメール。「火曜日、舞台に来なかったとスタッフからきいて心配してます」「!!!」
 しまった!! わしリハーサルの後、下北いかにゃならんかったのを急に入った仕事の為にすっかり忘れてとんぼ返り。
 というわけですっ飛んで下北沢、トランスマスターの舞台を観る。このグループは2度目。日本の水資源をめぐる近未来ストーリー。水資源問題は「おいしんぼ」でも取り上げられていたことがあり、自分にとってもわかりやすい話題だ。
 今回は演出的に、ちょっとテレビ目線のような気もしたが、前回同様ぐいぐい引っ張って行ってくれる。
 「水の大事さを~」なんて台詞があって、「水」に関連することばをちりばめた台詞が後半続く。ふと「水の駅」を思い出した。

 終演後、なんだかすごい人だかりでご挨拶も諦めて帰宅。シャワー浴びて、買ってあったさや入りソラマメをオーブントースターに並べてオン。5分ばかり焼いて取り出して塩で食べる。♪♪♪ そして、腹が減ってざるそばで日本酒。
 5時間後には起き出して羽田空港に向かう。
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リビングに落し物

2008-05-14 13:07:44 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜遅く明かりの消えたリビングに入っていったら、はだしの足裏にむにょんと冷たい感触。明かりをつけるまでもない。誰かのうんち、それもゆるめの。
 足を洗い、床を拭き掃除。数箇所にちまっこいのが点々と。どうりでいつもくっついているのが仕事部屋から姿を消していたはずだ。  
 「豆!」と呼ぶとさあ~っと階段上からすごいスピードで走り下りてきてみずからケージの中へと入る。伏せの姿勢をとり上目遣いにこちらを見ている。
 他の2匹もやってきて無言で自分をみつめている。「あの、あの、そんなに怒らないでください。豆太郎もわかってますから」と目で訴えているのでケージの戸を閉めるだけにする。

 今朝、かみさんは6時に起きて都内の現場へ。駅までおくり帰宅して犬散歩へ。雨がどんどん強まっていく。さすが朗読会の日だ、と思っていたら、晴れてきた。
 なんだか変だな。シェイクスピア朗読会は荒天が普通なのに。

 今夜は天女座の二人やgeneも来てくれる。とまれ皆さまのお出でをお待ちしております!
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スイカなくした

2008-05-13 23:02:05 | 丹下一の泡盛日記
 今日も朝から事務仕事が忙しく、そしてリハーサルに向かうために電車に飛び乗る。と、渋谷駅でポケットを探るとスイカが無い! 先日からこの革ジャンパーのポケットに入れると落としそうで危ないと思っていたのだが。
 まだ6000円ぐらいチャージが残っていた(T.T) この緊縮財政の折、かなり気持ちが落ちる。金額もさることながら、現金同様のものを落としてしまう自分が許せない気持ちになってしまうのだ。

 リハーサルは無事終了。ちょっと口がまわんなかったが気持ちが先走るせいだ。明日は大丈夫だろう。

 中国の地震、大変なことだ。そして首相が現地にすっ飛んで行ったとの報道に(それが例え五輪のためだとしても)当然のことだと思う。
 こういう非常事態が起こると色々なことが中断し棚上げされるが、便乗する手合いも多い。そこは見誤ってはならぬ。
 今夜は眠る前に亡くなった方たちのために合掌しよう。
 
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ちょっとストレス溜まってきてるかも、だからこそ

2008-05-12 21:43:46 | 丹下一の泡盛日記
 自分は一応、(有)結インターナショナルの事務員(肩書き取締役の)でもある。(多くの人が社長と誤解しているが、代表取締役はかみさん)
 そして、事務の仕事はどこか自分本来の仕事とかけ離れているのでここ数日ちょっとストレスが溜まっているという愚痴めいた長いブログを書いてアップしようとしたら、なぜかとんでしまって真っ白に。
 神様に叱られたのかもしれない。

 ただストレスが溜まっていることは事実で、そんな時は舞台が大きな助けになる。
 明日はリハーサル、明後日は本番。必ずいい舞台になること請け合いである。例によって天気は悪そうだ。シェイクスピア朗読会で晴天だったことはかつてない。必ず英国にふさわしい曇天や雨天になる。不思議なことに。
 はじけられそうな予感があります。悪天になることは予想されますが、皆さまぜひお立会いくださいませ。
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弟のダンスは素晴らしかった

2008-05-11 22:02:05 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、仕事を片付けてかみさんと代々木へ。弟が出演するモダンダンスの発表会。
 会そのものは子どもたちの発表会なので「まあこんなもんか」なのだが、弟が相手役の女性と二人で創ったシーンは本当に素晴らしく正直言って驚いた。真面目な性格がまっすぐに自分を掘り下げていて、硬質な演戯(彼は台詞も使った)に好感が持てる。
 今度自分の舞台にも出てほしいと思ったし、自分が演出したらもっと~などと欲も出る。いつかぜひ一緒に舞台を創りたいものだ。

 終演後、彼は後始末で忙しいので父親と4番目の弟夫婦と新宿の懐かしい台湾料理屋へ。父は、紹興酒は高いほうを頼めと上機嫌。

 今日はプレイバッカーズの稽古。名古屋へ移転、出産を経てあきちゃん(小森亜紀)、そして産休を取っていたえりちゃん(高橋江利子)が復活。お昼はみんなが大好きな上大岡の中華料理屋でウエルカム・バック・ランチ。

 この一と月プレイバッカーズのグループとしての活動はなかった。その時間を自分たちのメンテナンスに使っている。一人ひとりも忙しいところに昨年のような走り続ける1年。あちらこちらがたが来るのは当たり前だ。
 そして今日は振り返りと自分たちの奥を見つめる時間。こういう時間を繰り返してきたが、これを真っ直ぐできるところがプレイバッカーズの強さの秘訣だ。

 夜はちょっと風邪気味のかみさんとゆっくり食事。週末、久しぶりにソウルに出かけるため明日からは予定が詰まっている。今夜はゆっくりしよう。
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観たい! 娘2がライブ

2008-05-10 12:28:43 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、米オハイオに留学中の娘2のホスト・ファーザーからメール。チラシが添付されている。

 なんと娘2がチリからの留学生とデュオを組み地元のライブハウスに出演。もちろんメイン・アクトではなくオープニング・アクト。それでも一応プロ扱い。日本とチリからの交換留学生によるデュオと紹介され娘2の名前もど~んと出ている。
 これは親としてぜひ観なければならない。留学中の生徒が家族と会うことは原則として禁止されているので、ライブハウスの後ろの柱の陰にでも隠れてビールでも舐めながら、娘2の出番だけ見て空港に引き返せばよい。

 と腹をくくってもう一度チラシを観ると、ああそれはその夜(日本時間で今朝)の話なのだった。プレイベートジェットでも間に合わんよ。。。
 かみさんに話すと「第一もうマイルがありませんよ!」とあきれられた。。。

 とここまで書いていたら当の娘2から電話。「今ライブ終えて戻ってきた」と。2人で10曲。ソロで4曲、デュオで2曲やったそうだ。話を聞いていると真っ直ぐに人前で立ち精一杯やり終えた満足感が伝わってくる。成長したなあ。
 来月もやるそうだ。「来ないでいいから。日本に帰ったら絶対ソロ・ライブやるから」だと。ああ、早く帰ってこないかな。
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シカゴ話で盛り上がった夜

2008-05-09 20:22:52 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、都内のオイスター・バーで水木菜花さんとLAから来た彼女の友人2名とワイン♪ 一人は俳優。お父さんは昔エミー賞を取ったというプロデューサー。一人は日系米人で日本語も堪能。だから自分でも日米ちゃんぽんで話せた。
 プレイバックシアターの話などで盛り上がり、ボトル2本を空けて水木さんちに。
 地上29階からみる東京の夜景は素晴らしい。俳優のTさんがチーズとりんごとクラッカーのセットを用意。独身で料理が得意だとか。水木さんがとっておきの赤ワインと手作りの野菜料理♪

 水木さんと昨年34年ぶりに再会した時忘れていたことを様々なきっかけで思い出したこと。別の女性が(当時中1)自分と話すうちに「誰かシカゴが好きで騒いでいた人いなかったっけ?」(つまり自分のことなのだが)とたずねたことなど話すうち、Tさん「ん、シカゴ!?」と騒ぎ出す。
 「シカゴは僕にとって特別の特別なスーパースターなんだ」Jさん「なにかシカゴの歌うたってよ」自分「実は初期のシカゴはアバンギャルドスタイルのインストルメンタルも多かったんだ」Tさん大興奮「そのとおりだ!」

 水木さんパソでユーチューブ。1968年のスタジオの映像見せる。ファーストアルバムの曲を演奏しているモノクロ映像にTさん興奮。「こんなのあったなんて知らなかったぞ!」
 そして自分が「As time has goen~」とか「Can this feeling that we have together~」とか「As I walking down the street oneday~」など、いくつもの古い歌のさわりを歌うたびにTさん興奮しまくり。自分もシカゴ話ができる幸せ。
 赤ワインもボトル2本目に入りもっと話していたかったが、遊んでいると時間のたつのははやい。
 秋に仕事でSFに10日ばかり行くと話したら「ぜひLAに来い」と。そしてLAのアジア系劇団などの情報を教えてくれた。水木さんとパリでのプランニングの話も(一応)して帰宅。
 秋のアメリカも楽しくなりそうだ♪
 
 
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小野洋子さんのことば

2008-05-08 14:49:13 | 丹下一の泡盛日記
 今朝は4時半に起きて神保町へ。喫茶店でTVの再現物の撮影。懐かしい空間だ。この店には入ったことはないけど、すぐ近くのさぼーるはしばしば行っていた。
 昼間はコーヒー。お昼はランチ。夜はウイスキーと日本酒が同居する飲み屋。レンガと材木、ちょっとだけロシアの雰囲気。

 この頃、ちょこっとずつゆっくりと読んでいた小野洋子さんの本を読み終える。刺激的で本質的、うなづかされることばに満ちている。
 中学生の時、彼女がプラスティック・オノ・バンドと郡山市でのロックフェスティバルに来日したのが深く知るようになったきっかけだった。オールナイト・ニッポンに特別出演した時、はじめて聞いた肉声を今でもよく覚えている。文芸春秋の手記も読んだ。(「女性上位万歳」という歌もヒットしていた)

 高校生の頃から美術手帳などを通じてオブジェ作品にも触れはじめた。4本のスプーンのうち1本が欠けているブロンズや、故人となった夫ジョン・レノンの眼鏡のブロンズ作品などが好きだ。10年位前だったか水戸芸術館に貨車を丸ごと1台展示したのも「らしい」と思った。
 アイスランドに設置したライト・タワー(光の塔)も見てみたいと思う。

 自分が10代~20代の頃、彼女を好きだという人は周りにいなくて不思議に思っていた。もしかすると同じ日本人なのに英語は話せるし、「雲の上の存在」だったジョン・レノンを「手に入れた」ので許しがたいという嫉妬があるのだろうか。
 自分にとって彼女のことばは岡本太郎さんのそれと同じくらい刺激に満ちている。彼女の詩(というかことばたち)からレノンの「イマジン」が生まれたことを知らない人も少なくないのではないだろうか。
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体形の危機

2008-05-07 09:59:40 | 丹下一の泡盛日記
 もういい加減に体形が危ない。ここ数年、ハードにからだを使う舞台にご無沙汰で、プレイバッカーズの稽古もあまり汗をかかなくなっていた。まあ、年齢相応ということもあるだろうが、カロリーの方はしっかりとっているのでとんでもないことに。
 まあ、座業も増えてストレスの溜まり方も半端ではないということもあるかもしれない。

 とにかく来週末のソウルで食べ過ぎることは目に見えているので、ちょっと減量モードに。
 朝食は五穀米と海苔と刻み葱を入れた卵納豆。青菜と油揚げの味噌汁。そして眺めの犬散歩。この際、思い切ってからだを絞らないと7月のパリで人前に立てなくなってしまう。

 それよりも14日(水)にはキッド・アイラック・アート・ホールで久しぶりのシェイクスピア朗読会。楽しかった連休の連続ファミリーデーから気持ちを切り替えなければ。
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