泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

地下鉄1号線―ソウル報告その2

2008-05-20 22:54:10 | 丹下一の泡盛日記
 自分があまりにJUMPをほめるので全員で行くことに。この日合流したGも一緒。
 終演後、全員が興奮。「これはエンターテイメントを越えている!」「最後のアンコールであんな大技繰り出すなんて」「空中でスローモーションに見えた!」などなど。

 そのまま大学路に移動。地下鉄1号線をみる。土曜日は日本語字幕の日。(月水金は英語。火木土は日本語)2004年にはじめて観て以来3回目だし(かみさんも3回目)、CDで普段から歌も聴いているので一緒に歌えるくらい。だから以前は見過ごしていた細かいところもよく理解できて面白かった。
 そして1年ごとにプロダクションが変わるのだが、今回は今回で素晴らしかった。生まれ変わったみたい。改めて深い感銘を受けた。

 かみさんも含め他の6人も同様で、焼肉屋で、そして宿に戻ってからも話は尽きなかった。「感動したなんて普通のことばは使えない」「観光では絶対に出会えないソウルの様々な面にふれた気持ち」などのことばが。
 クオリティの高さは保障できるが実際みてどんな感想を持つのか不安な気持ちもあったので、みんなのことばをきいて本当にうれしかった。

 もっとたくさんの日本の人たち、特に演劇人にふれてもらいたい舞台だ。「地下鉄1号線」はいまや観光ガイドブックやNHKの語学テキストでも紹介されている。海外に出かける日本人は多いが小劇場をのぞいてみる人は本当に少ないと思う。
 日本の演劇の水準が高いと思ったら大間違いなのだ。ぜひ世界の演劇と出会ってほしい。ちなみに今度の週末は横浜でルワンダの劇団をみます。
 
コメント (1)
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