泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

我が家にも定額給付金申請用紙が

2009-04-23 18:38:34 | 丹下一の泡盛日記
 100年に一度の不況とか言い出したのは誰なんだろう? 
 何人かが指摘しているが、昭和2年(80年前)の大恐慌で東北では最後といわれる身売りが出た。山伏神楽の一座にも大きな影響が出たので記憶している。
 また終戦直後の状況もかなり悲惨だったのではないか。
 今がそれほどでもない、と言いたいのではない。「100年に一度」というフレーズで必要以上にこの「不況」風があおられているような気がするからだ。

 例えば米国で見た経済格差は資本主義や自由主義を考え直したくなるのに充分だった。
 昨日、試写でみた「BASURA」のフィリピンのごみを拾って生きている人たちの生活はどん底だ。
 日本は不況で大変な苦労をしている人たちが増えているが、全体的にはまだそれほどでもないと思っている。
 そして、今のうちに手を打たないともっと悲惨な方向に移行していくと信じている。

 そんななか我が家にも定額給付金の申請書類が届いた。必死にやりくりして支払った税金の使い道がなくて、返してくれるのだという。
 ま、家計はいつだって火の車なのでありがたく受け取るが、だからといって某紙によると振り込み手数料だけで150億円が金融機関に流れるという、なんだその辺に厚い手当てが行く仕組みなのね、と思ってしまうこの企画は絶対に支持できない。

 気持ちが重い時は料理だ。娘2は昼過ぎに帰宅。焼き魚(さばとあじ)定食作ってお迎え。
 夕方、塾前に晩ご飯。イエローライスを炊きチーズを散らし、卵と野菜(豆、人参、じゃがいも)のカレー、海老カレー、ほうれん草のカレー3種。
 自分は梅酒なめつつ昼ご飯の残りのおひたしをつまみつつ梅酒。
 
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