火曜日、都知事選の投票を済ませた。日曜日は基本仕事なので、期日前投票は本当にありがたい。
選挙の投票は必ず行く。
投票率が上がれば世の中は変わると信じているのだけど、「教育」が行き届いているからなあ。
そして、それでも投票には行く。
「今のままでいい」という人もいる。「今のまま」というのは「落ち続けている」という事だ。円はもっと安くなり、物価はどんどん上がり、税金も。
自分はそれが耐えられない。もちろんずっと前から、どうしてそんな方向を選ぶのかさっぱり理解できなかった。
ジリジリと崖っぷちに追いやられ、この１年で一気に仕上げに入ったかのようだ。
宗教団体と組織票と利権がらみ、以外の人たちは「奴隷」に落とされるのだろう。
投票所の近くのスーパーで安売りしてた。夏の大好物。
フランスの選挙でルペンの極右政党が勝利して第一党になった。想定内とはいえやはり衝撃を受ける。
彼女の父が登場してきた時の不快感は忘れない。
そして欧州での移民問題について考えざるを得ない。
金や物、情報が世界中を駆け巡るのは問題ないのに人間そのものが移動するのことを拒否するのはおかしい。人間はその起源から、大移動する生き物だ。
そして、犯罪が増えることの悲しさ。
前世紀、旧東欧圏の国からの難民が大量に流れ込んだウイーン在住の日本人が「こんなこと言いたくないんだけど、やっぱり犯罪が増えて治安が悪くなるんだよね」と呟いたのを忘れない。
犯罪の中継地にされてしまった最近のエクアドルを見ていると、経済格差がすべての元凶か、とも感じる。
資本主義経済は「自由」や「平等」を謳いつつ、実は奴隷を求めているからだ。
「今のままでいい」と言っているうちに、いつの間にか「奴隷」にされていたくはない。
