泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

花組芝居「地獄変」素晴らしかった!

2021-01-09 22:19:50 | 丹下一の泡盛日記
心がぎこちないまま、夜明けには目が覚めてしまう土曜日。
何かが生まれる前の状態。
言葉の一つ一つが大事に思える朝、
前夜の連れ合いの意見を取り入れながら、台本を手直しした。

中目黒の劇場へ花組芝居を観に出かける。
国立劇場の「滝の白糸」欣也役の小林大介さんが所属していて。
久しぶりに色々と思い出していた。
座長の加納幸和さんを最初に見たのはパルコ劇場の「カスパー」かな。
その後、プアハウス、そして加納幸和事務所から花組芝居に移行する季節を
できる限り立ち会いたくて通っていた。
本当にわくわくする舞台とはあの事で。
だって芝居で思い切り笑えるのだもの。
「歌舞伎」という伝統の魂は、これでしょ! という確信が核心で、革新的だから。
その心意気が大好きで。
それを30年ぶりの今日の舞台でも確認できたのが、ものすごく嬉しかった。
「コロナ」の季節で40分で休憩。
後半は、歌舞伎だから「実は」が入る。
衣装のお着替えが、そうだよなあ! てな具合で。
なんて素敵な舞台だろうと力の続く限り拍手してしまった。
お題が芥川の「地獄変」というのも関弘子さんの舞台(演出は森尻純夫)を知っているので、思いはめぐる。
美しい舞台を見た後は、もちろん! 40年前を知っている連れ合いと、へべれけになったのだった。
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どうにかなるさ、としか言えない

2021-01-09 10:26:46 | 丹下一の泡盛日記

昨日、太陽が沈むのを撮影した。
編集して速度を変えた動画に、柴野さつきさんのピアノがぴったりと合う。
計算していたかのような展開。
本物の「おと」はこういう素敵な偶然を生んでくれる。
編集途中で連れ合いが帰宅。
「Hamlets/ハムレッツ」の話をするうちにがっつり飲んでしまった。
3月11日に上演することに、意味がある。
どうやったら良いかの作戦を話す。
夜中はずっと蝋燭を見ながら考えごとをしていた。
緊急事態宣言がひと月で解除されるとは、到底思えない。
そんな対応ができるのなら、非常事態宣言状態にもならなかっただろう。
昨日だけで仕事が4本キャンセルされ、予定表の8日間が空白になった。
多分、ですけど、最終決定はまだ。
なんて連絡も来ている。
どうにかなるさ、としか言えない。
そのうちなんとかなるだろう♪


なので撮影した夕陽の最終編集は今朝。
いつの間にか動画や画像でパソがいっぱいになっていて。
その整理から。
夜明けの朱に染まった空が、ハバロフスクの夕暮れを思い出させる。
そういや昨日の夜明け、かの地はマイナス27度だったとか。
想像もできない。。。。

朝ご飯は角館の漬物が美味しくて。
そのために昨夜仕込んでおいた白飯が、止まらない(^o^)/
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