泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

3年目のオニール、初日

2015-09-13 10:39:18 | 丹下一の泡盛日記


11日(金)はシアターχの劇場舞台で最後の稽古。
いつも通り浅草橋から柳橋、そして両国橋を渡る。
仕込みは免除されていて役者だけでいればいいと言う。
極楽だ♪
舞台の方は喉を痛めた女優に配慮して稽古も場当たりもなく通しただけで終了。

12日(土)はいよいよ初日。
北海道のフローラにいただいたきのこ汁の素を使って味噌煮込みうどん。
なんたって初回が14時開演だ。
ゲネプロは10時30分開始なので、さすがに声を抑える。
終了後、楽屋のソファーで横になってうとうと。
下手にだらだらするよりもその辺の床に横になって寝ちゃう方がよいこの頃。

14時開演。
満席になっているので驚く。
無事終了後のアフターミーティングもロビーにお客さんが溢れている。
ありがたい。
基本的に面白かったと思ってくれた人たちが残って参加してくれると思っているからだ。
3年続けるとはこういう事か。

夜は19時開演。
助走をつけたつもりが、やっぱり2日(?)落ちだったのだろうか。
台詞がつっかかってしまう。
プレイバッカーズのあきちゃんも観に来てくれていたので、悔しい。
終了後のアフターミーティングで「自然主義(的演技)」と表現主義(的演技)」の話になる。
表現主義的な演技、出身の自分としてはもどかしい発言もきく。
Tama+のスタッフM子も同じ気持ちだったらしい。
彼女は大内さんの演出大絶賛。
ミーティングの発言にもどかしさを感じたのか、わざわざ大内さんのところに行き、感想を伝える。
大内さん「そういうことなんです!」と我が意を得たり♪

今日は最終日。
四方からの「引力」をもっと感じて深いところからの声を出していきたい。
コメント
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