泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

かみさんたちバルセロナへ

2010-02-08 14:16:56 | 丹下一の泡盛日記
 豆太郎はストーブの前が大好き。

 4時に起きてかみさんたちを横浜に送る。
 娘1の卒業旅行でスペインへ。大ママ3度目のヨーロッパ。うちの親父と弟も参加。自分は受験体制の娘2と留守番。
 昨年はかみさんほとんどオフが無かった。(自分はプレイバックやワークショップで飛び回っていた)そして、このところきつい仕事が続いていたので喜んで送り出す。
 いい時間になりますように。

 バルセロナは自分も4年前に行ったことがある。3日間を一人で過ごし、地中海での仕事を終えたかみさんと合流しオフを楽しんだ。
 あの時は自分がぼろぼろでストレスの為に手足の皮膚が破れていつも血がにじんでいた。
 かみさんがさすがに心配して無理矢理に自分を休ませた。
 一人で成田から飛び立ったときの実感の無いフライトを思い出す。
 真っ青な空と白い雲の中に吸い込まれて行くような気持ちで、ただただ酒を飲んでいた。キャビン・アテンダントに目をつけられていたかもしれない。
 贅沢な旅だったが、心身ともに疲れ果てていたためか、なんだかよく覚えていない事も多い。
 
 バルセロナは昔から行ってみたかった街の一つで、ガウディやフラメンコにふれ、夜中にジャズを聴きに行った。
 24時からのジャズ・ライブは最高だった。その帰途、一人で夜中の町を歩いていて寂しかった。
 触れたものはどれも素晴らしかった。そして演劇に触れる機会が無かった事が残念で、自分がやりにきていたら素晴らしかったのに、と思っていた。
 
 食事もすごくあった。冷えたガスパチョやオリーブの盛り合わせ、ニンニク風味のえび、イカスミのパエリャなど忘れられない。
 だがかみさんと合流するまで一人で晩ご飯を食べるのはつまらなかった。
 カバという発砲ワインを頼むと一本飲まねばならず、近くの席のフランス人のおばさん3人組に飲んでくれと渡した事もある。別にナンパしたわけではない。美味しいワインがもったいないと思ったのだ。
 スープも洗面器みたいな器で出てくるので、とても食べきれなかった。
 レストランよりももっぱらバル(バー)を愛用♪ つまみで充分晩ご飯になる。

 そういやヨーロッパは1年半のご無沙汰だ。
 前回は水木菜花さんの展覧会のオープニングでパフォーマンスさせてもらった。
 次回行くときも観光ではない形で行きたいものだ。
 これからしばらく娘2と二人の生活。娘2、あと2校受験が残っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする