ラーメンコーク

　昨夜、帰宅した娘２に晩ご飯。彼女は炭水化物を1週間摂らない（ただし昼食だけはＯＫ）というダイエット中。
　なので、メニューも新玉ねぎとピーマンのひき肉詰め、しゃぶしゃぶの残りの薄切り肉をさっと炒めてサラダに散らしたの、といったものに。
　イカをこよなく愛する彼女は冷蔵庫からイカの塩辛を出してきて食べ始める。なんか不思議な組み合わせだ。

　自分はかみさんが買ってきたラム酒をダイエットコークで割って飲んでいる。
　以前ＴＶで（多分タモリが）このRum and Cokeを「ラーメンコーク」と発音しても通じる、というのを聞いて、ＮＹのバーで試したことがある。
　最初は「？」という顔だったが、2回3回繰り返すうちに「ＯＫ！」。ちゃんとラムのコーラ割が出てきた。
　ちなみにかみさんはラム酒はドライフルーツを漬けるために買ったのであって飲むためではない、と強く主張していたが、1杯飲んで美味しさを認めてくれた。
　以前レゲェ・バーでバーテンのバイトをしたこともありラムは大好きだ。アメリカのバーではたいてい「ラーメンコーク！」と叫んでいる。

　かみさんが寝室に入った後もこぷこぷやっていたら娘2が来て話し出す。そして止まらない。
　ただ彼女の話は面白かった。「からだを離れた瞬間からそれはモノになり他者になり、大抵は触りたくないものになる」。
　髪の毛も汗もうんこだって、みんなさっきまでからだの一部だったのに。肉体と外界との境界線って何だと思う？　というのが話の趣旨。
　酒飲みながら娘とこんな話ができるようになったのかと、ちょっと嬉しい。おかげで飲みすぎてしまった♪