泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

バイオリン・ストーリー2

2007-08-06 12:10:21 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、ちょっと飲みすぎた。エイズ・フォーラムの舞台で出し切ってるから実際そんなに飲めるわけではない。気持ちが飲みたがってるんだよね。明け方、目が覚める。胃が重い。

 昨日、CDが届いた。「YONGEN]というユニットの「Yello Haus」懐かしい声が聴こえる。

 18歳で劇集団流星舎に参加した。早稲田にどらま館という劇場を新装開場した時だった。その頃の座付きの音楽家が亀井登志夫さん、バーミヤンというバンドに参加していた。
 亀井さんは、山下久美子の「バスルームより愛をこめて」のヒットで、すでに作曲家として名を成していた。

 バーミヤンは亀井さんがギターとバイオリン、頭脳警察にいたトシさんがパーカション、後にさだまさしが製作した「敦煌」の音楽監督になった星川さん、そして尺八の菊地さんの4人。未だにカセットテープを持っているが素敵な音だ。

 初めて出演した本公演の音楽も亀井さんが全曲作曲。劇場でレコーディングのお手伝いをした。そのとき使っていたギターがまだ出たばかりのオベーション。(自分が娘2に買い与えたのはその縁かも)
 その後、バイオリン弾きながらヴォーカルやるバンドや、ソロでカップヌードルのCM曲歌ったりしていた。

 先日、ひょんなことからサイトを発見。亀井さんはロンドンを拠点にレーベルを立ち上げていた。
 亀井さんが僕のシーンの為につくってくれた「とんぼつりのうた」を歌った山本さんももう今はいない。そして、「とんぼつりのうた」は今時折娘2が口ずさんでいる。
 CD「Yello Haus」ロンドンでチャートインしたらしい。さすがだな。音は変わったけど、都会が似合う少年の心は変わっていない。「今度、ロンドンで飲もうよ。泡盛はないけど旨い酒はあるよ」とメールをいただいた。
コメント
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