7月10日(月)の午後6時から、私が所属する会派「信州・新風・みらい」の県政対話集会in飯田が開催され出席しました。
この対話集会には約70名の皆さんに参加頂き、13名の皆さんが発言し、活発な論議が行われました。
その主な内容は、健康食品開発への支援、地元の道路の早期整備、カラスのふん害対策等鳥獣被害対策、産業振興と移住促進策、子育て支援と保育士不足対策、大学生を持つ家庭等への支援策、森林づくり県民税、大北森林組合問題、県防災ヘリの整備、観光振興での「おもてなし」の重要性、教育での挨拶運動などコミュニケーションの必要性、公共交通の維持・存続への担い手不足と県内高速幹線バスの維持・存続策、高齢者が自宅で最期を迎えられる制度の充実、天竜川の老朽化した橋梁の改修、学習指導要綱で小学校から英語が導入されに伴う教員負担の軽減など教育環境の整備等々でした。
これらの質問に、私からは司会者等の指名により、森林づくり県民税の今後について、現在検討中であるが、今後も整備が必要な里山や約1万9千haあり、その内、災害の危険性など緊急に整備を要する森林は4千haで、これは税とは別に治山事業で整備することを検討しているが、森林県から林業県を目指す本県にとって税の継続は必要と考えている。ご指摘の人家が近い里山を皆伐した後に植林しても災害が起こる可能性があるため、こうした里山整備を担保するためには、税の中に災害時の保険制度は創設すべきではないかという質問については、今後研究させて頂きたい。
また、公共交通の維持・存続への担い手不足については、利用者が減り収入が不足すれば給与も下がる悪循環であることは認識している。こうしたことを背景に県では今年度、新たに県内交通事業者や市町村、労働組合代表等で構成する「検討会」を設置し方向を検討することとなった。先日もこの課題について、阿部知事に対し、知事は日頃、公共交通の維持・存続は大事と強調しているが、具体的施策が乏しいと指摘させていただいた。
県内高速幹線バスの維持・存続策については、昨年に千曲バスが運行していた佐久~長野間の高速バスが廃止されたが、県も入りバス会社や沿線市町村に県の支援策も示し存続を交渉したが稔らなかった経過がある。
無論このことが前例となり、採算性があわず、しかも人手不足を背景に他の県内のバス会社が運営する県内を結ぶ幹線高速バスに波及する可能性が高いことから、県に対し、そのことを防止するための具体的対策を求め、現在、国から支援が行われている広域幹線バス路線同様の支援策を日常生活に身近な高速バスについても行う様、他県とも連携し国に求めてる等を申し上げました。
毎回、この対話集会に出席し感じることですが、この集会は質問に関しては事前の予告や打合せがある訳でもなく、ぶっつけ本番で一問1答形式で即決で行うものであり、会派として行う意義は大きく、大変勉強になると思いました。
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