たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

農政林務委員会の現地調査を行いました。

2017年08月08日 | 長野県議会
 7月27日~28日の二日間は、私が今年度所属している県議会の農政林務委員会の北信地方の現地調査が行われ出席しました。
 調査や視察先は、長野合同庁舎や北信合同庁舎での長野・北信地方振興局をはじめとした農政林務関係機関やJAながの須高フルーツセンター、高山村のワイン生産などをしている「県営中山間総合整備事業」、高山村南地区の復旧治山事業、飯綱町の「信州の森林づくり事業」、栄村の震災から被災を乗り越えるため苦労されている「農業組合法人 美雪ファーム樋口」、森宮野原駅前複合施設「絆」、中野市でアスパラ栽培の復興を願い就農した若手担い手農業家との懇談等でした。
 この内、長野合同庁舎での長野地域振興局の林業振興対策での担い手確保の確保について、管内の林業従事者が平成27年度減少している理由を尋ねたところ、常勤雇用化を推進し短期的雇用が減ったためとしましたが、私からは、逆に全国的には農業を担う若者が仕事のない冬季に林業を担う例が増えて来ており、そうした短期的雇用も検討すべきではと求めました。
 また、北信地方振興局での林業の振興対策の説明で管内の森林の境界明確化の実績で山ノ内町の実績が特出して高いことから、その理由を尋ねたところ、北信州森林組合の中に8名で構成する「集約班」があり、JPS機能を駆使し対策を行っている。山ノ内町については、担当が決まっているためとしましたが、県がどのように、この成果に係っているのかは分かりませんでした。
 森林づくり県民税の更新の検討にあたっては、こうした課題を検証する必要性を感じました。
 この現地調査では、地方振興局で行った調査の前に所管内の市町村から「森林づくり県民税」の存続や、それぞれの市町村の課題等について陳情を受けました。

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