農政林務委員会の現地調査が行われました。
6月11日(月)~12日(火)の2日間、私の所属する農政林務委員会の現地調査が行われ出席しました。
調査内容は下記の通りですが、2回に分けて報告します。
6月11日
10:30-伊那合同庁舎 (伊那市)
上伊那広域連合陳情
概況説明と質疑
・上伊那地方事務所
・上伊那農等改良普及センター
・伊那家畜保健衛生所
13:50-地すべり防止事業調査(伊那市長谷屋敷沢)
14:40-県営ため池等整備事業(伊那市富士塚地区)
15:20-農事組合法人 まっくん野菜家(南箕輪村)
15:50-信州みのわ のうさんぶつかこうじょ(箕輪町中箕輪)
宿泊:諏訪市
6月12日
9:00-諏訪合同調査(諏訪市)
概況説明と質疑
・諏訪地方事務所
・諏訪農業改良普及センター
10:00-水産試験場諏訪支部(下諏訪町)
10:50-県営ため池等整備事業 蓼の海地区(諏訪市上諏訪)
11:35-諏訪大社上社災害復旧 森林税整備事業(諏訪市中洲神宮寺)
13:20-有限会社 本多園芸(富士見町立沢)
13:50-株式会社オーキット・ガーデン ニチレイガーデン事務所(同乙事) この内、今回の主な調査内容について下記に写真の解説で簡単に報告します。
■ 農事組合法人 まっくん野菜家(南箕輪村)
「担い手の育成をしながら高品質な野菜を栽培し、地域振興と経営安定を目指して」 2009年3月に設立された農事組合法人で、アスパラガス、白ネギ、春ブロッコリー、加 工トマトなど830aに多様な作付けを行い、農機具等の共同利用等により経費を削減し、農業 振興や若者の雇用などに役割を果たしている。
この内、アスパラガス(75a)を見学しましたが、私としては家庭菜園のアスパラガスの育て方に悩んでいたこともあり、大変勉強になりました。
■ 蓼の海地区 県営ため池等整備事業(諏訪市上諏訪)
このため池は、大正12年に築造された貯水量18万6千トンのため池であり、昭和28年に大規模改修工事が行われたが既に50年余が経過し老朽化し漏水や破損等が生じていることから、下流域の安全確保と用水の安定供給を図るため、平成21年度から24年度の計画で、総事業費1億5千万円余で着手されている。
場所は、国定公園内で、このため池は過去には各種スピードスケート会場にも利用されるとともに市民の憩いの場ともなっています。
農業用水の確保など先祖の皆さんは大変な動力(人力)を使い、少しでも豊かな生活を求め、こうしたため池を整備して来ましたが、都市化に伴い施設が開発され失われる中で、この事業の必要性を実感しました。
また、長野市では先祖の皆さんが現在の県庁から長野市役所付近に同規模の「ため池」を整備して頂いていれば、現在、都市型水害でこんなに苦労していないのにと、今後の長野市の都市計画を考えさせられました。
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