9月県議会初日の26日の県議会終了後は、県議会に設置されている県立大学懇談会と学生との意見交換会が行われました。
この会は、県議会の懇談会の取組として大学側に働きかけ行ってものですが、会には議員12名と学生20名の皆さん、そして金田一学長など学校関係者にも出席頂きました。

進行は、会の副会長である私が行い、懇談会会長、学長あいさつ、 大学からの開学後の概況説明の後、4つのグループに別れて懇談会が行われました。
懇談の主なテーマは、学校の授業や寮での生活、県立大学を志望した理由、自分の将来像等についてでした。
私が座長を務めたグループでは、5名が学生が発言し、それぞれ、学校の授業等については、学生から「英語が楽しみ。力が伸びている。でも、もっと双方向の授業にして欲しい。」「小人数で双方向の授業が出来ていると思う。仲間と考えることもできる。」「授業が面白い。先生方が個性豊かで面白い。」「先生が学生の名前を覚えている。授業の解らないことも聞ける。」「経験豊富な先生が多い。先生同士の討論も聞かせて頂いており、対応力が身に付く。英語が苦手だが、小人数なのに個々対応ができていないと思う。」
寮での生活についてでは、「楽しんで生活している。」「食事は自分で作ったり、他の人が作ったり協力している。授業の意見交換もできる。」「寮で行っている象山学で、成功している経済人の方の話を聞き、自分の目標が変わった。」「寂しくない。親元を離れても生活でき、自立につながる。シャワーしか無いので近く銭湯へ行っている。」「寮生活はお互いにはげしあえるし、人のリズムを考えて自分の生活も考えられる。」「洗濯機使用は100円だが、洗った後ホコリが出てくるので改善して欲しい。」

県立大学を志望した理由や自分の将来像等についてでは、「英語のみの授業があり志願した。英語を使う実践的な授業があり気に入っている。」「長野県が長寿県であることが気になり受験した。管理栄養士となり、企業の食品管理をする仕事をすることに魅力を感じている。」「東京都出身だが、親から独立して生活したかったため全寮制の長野県立大を志願した。英語もやりたかった。」「海外研修に行けるのが魅力で、絶対行きたい。英語力を身に着けるのも魅力。」等々の意見が出されました。
一通り学生達の心境をお聞きした後、私から要望することをお聞きしたところ、学生達からは、学園祭の予算を増やして欲しい、サッカーをしたいがグランドが無い、大学にロッカーがないので持ち運びが不便なので整備して欲しい、食堂が今でも混雑しており、今後4大化が進めばパニック状態となるので改善して欲しい、子ども学科の実習に対応するためにも寮に、電子ピアノを設置して欲しい等々の要望が出されました。
グループに別れての懇談会終了後は、全体会議で各グループの報告が行われましたが、全体として私が座長をしたグループで出された意見と、ほぼ同じであったと思います。
また、今回の懇談を学生が楽しんでいる雰囲気で、この会を今後も継続して欲しいとの意見があったことも報告されました。
この会の最後に懇談会会長からは、この会で出された学生の意見を踏まえ、懇談会としての提言をまとめ知事に提案したいとしましたが、今回の学生から出された要望を、公式に伺った以上、その実現のため、結果を残すことが求められたと私は思っています。
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